初参加になります。よろしくお願いします。
使用するキットはMie's Laboratory製 SUZUKI GSX-R1000 ケンツ号です。

先ず、パーツチェックを兼ねて、バリ取りと洗浄をします。細かいパーツが多いので、洗浄液に漬けた後、茶こしに入れて水洗いします。

ディスクローターを薄く削ります。モーターツールにローターをセットし、カッターをあてて回します(アッという間に均一に薄くなります)。

仮組みです。
パーツの歪みを、お湯&ドライヤーで修正します。
基本的にパーツ精度はとてもイイので、サクサク進みます。

アライメントも問題なさそうです。リアホイール、チェーン、スプロケをタミヤYZR500より流用します。スタンドも使えそうです。

やっと更新です。
アッパーとアンダーカウルを先に接着してしまいました。
フィッティングがイマイチで、歪みの修正がうまくできなかった為ですが、今後の組み立てを考えると…。多分、カウルをはめる時は相当苦労しそうです。
先にイエローを塗装。次にイエロー抜きデカールを貼ります。その後たっぷりとクリヤーを吹いておきます。
デカール部をマスキングします。
マスキングテープを細切りにした物とマスクゾルを併用します。
この作業だけで2時間ほどかかりました。

ブラックを吹きます。
マスキングを剥がすのはドキドキワクワクですね。
なんとか無事終了。

ここまでの塗装手順(サフ以外はフィニッシャーズ塗料) 下地・ソフト99プラサフ→ベースホワイト→ピュアイエロー→捨てクリヤー→デカール貼り→クリヤー→ピュアブラック→クリヤー となります。ふぅ・・・。
その後、更にデカール貼り、ウレタンクリヤーが残っています。

Fキャリパー取り付け部を加工します。
真鍮パイプを組み合わせるとこの様になります。簡単にディティールアップできるのでオススメです。
各部の塗装も大体できたので、仮組みしてみます。
フレームは、実車のケンツ号を塗装したアルファレイズで頂いた光輝シルバーで塗ってみました。粒子が細かく、塗膜も強いので、かなり重宝です(値段は高いそうです)。さかつうのリベット各種も多用してます。財布にはツライですが、仕上がりはGoodです。
フロント部 この後、ストロークセンサーを作る予定。 アクスルシャフトは、1.6mm真鍮パイプに変えます。
いよいよ完成間近です。
何度も仮組みをした末、カウルを嵌めました。
手順としては、ステアリングまわりのワイヤー類を車体側に固定(仮組みで寸法を合わせたのち)してからカウルを嵌めます。次にアンダーブラケットにフォークまわりをセットしたものを下から入れ、エアダクトをカウルに取り付け、トップブリッジを取り付けます。 カウル装着の際、左側ジェネレーターカバーの塗装が剥げてしまいました。後で周辺をマスキングして塗り直す予定。
ステイリングまわりのアップ。
各ワイヤー類は、それぞれ太さを変えて取り付けます。 バイク模型は、ワイヤリングを施すと大幅に実感が増します。 私の場合、タミヤキット付属のパイプはほとんど使いません。取り付け部は必ず金属線を通 し、パイプ内にはソフトワイヤーを入れて不自然な張りをなくします。 メーターは、エンビ板から切り出したレンズを付けます。
ブレーキホースはプロホビー製0.8mmメッシュチューブ。全く見えませんが、ホースの左右連結部は、真鍮パイプをT字にハンダ付けしたものをを作ります。
フロントアクスル部のアップ ストロークセンサーを付けました。が、あまり目立ちませんね…。
センサーコードを、これもMieさん新製品の"配線留め"で固定します。白レジン製なので、穴をあけて付けるだけ。小さいパーツながらかなり効果 大です。
ディスクローターは、ガンステンレスで擦りあとを表現しました。 その他、アクスルを留めるボルトは、いつもの"さかつう製"で表現。
ジェネレーターカバーの再塗装&デカール貼り。
デカールのベースが黒なので、ナイフでトリミングをしてからの貼り付けです。
フレーム左側に、2Dデータロガーを追加。
右側ステップまわりのアップ ブレーキホースはメッシュチューブ。
ヒールガード&ステップバー先端はジュラコンのようなので、白を塗ってからスポンジヤスリで軽くサンディング。(半艶になります)

ついに完走です。

改造も無しの素組みですが、インジェクションキットと違い、とても楽しめ(苦労?)ました。
キット製作者のMieさん、いろいろお世話になりました。
また、このモデラーGPに参加したおかげで、25年ぶりに古〜い友人と連絡がとれました(ネッ、かわぴーさん!)。
来年は、もっとスキルを上げて参加したいと思います。