今回初めてエントリーしました。よろしくお願いします。 DUCATIが2003年にGPに復帰後初優勝したカタルニアGPのカピロッシ車を作りたいと思います。
キットはプロター(イタレリ)の 2003 DUCATI DESMOSEDICI (1/9) です。
プロターを選んだ理由は最近急速に視力が衰えていて(老眼とも言う!?)少しでも「大きいスケールの方がいいかな?」と言う単純な理由ですが、この選択が吉と出るか凶と出るか…。
参考のためにタミヤの 04DUCATI も購入しました。
プロターは一時期やたらと部品を一体成型したキットを出してましたが、イタレリに吸収されてからは分割がタミヤチック(?)になりました。 それでも1/12よりも大まかですね。
左がタミヤ、右がプロター。
とりあえずざっと仮組してみました。 全体のプロポーションはなかなか良い感じ。 フレーム、フロント&アンダーカウルは前期タイプ、シートカウルは上面に4つの四角い穴の開けられたカタルニアGP以降のタイプでモデル化しているみたいです。
この後参考資料を見ながら手を入れていく場所と優先順位を決めて完走出来るように計画を立てて行きたいと思います。
なかなか時間が取れませんでした。 比較参考用のタミヤ04’DUCAをやっと仮組できました。
1/12のタミヤの方が1/9のプロターより色々ディテールが細かいです(笑) ま、手の入れようがあるってもんです(汗) 比べて見ると、MAXさんも言っていたようにタミヤDUCAはカウルの凸凹がキツイですね。プロターDUCAの方が実車のイメージに近いです。
外装で手を加えるのは特徴のおちょぼ口の下唇をもう少し出してやって、タンク(カバー?)の張り出しをもう少し強調してえぐれた感じを出すくらいでしょうか? 明日は細かい箇所を検討します。
今後の改造計画を立てるつもりだったのですが…目先のやりたいことにとりあえず手を付けてしまう悪い癖がでてしまいました(汗)
という訳で、フレームを金属に置き換えてしまいました。
ロストワックス法の応用です。
以前から試してみたかったのですが、部品そのものを耐火石膏に埋めて炉で焼却して出来た空洞を鋳型にするため失敗すると部品が無くなってしまうので、躊躇していました。
プロタージャパンに問い合わせたところ、部品単位でのアフターサービスを受けられるとの返事を頂いたので思い切ってトライしてみました。
炉の大きさの関係でフレームを三分割して鋳造、鋳肌荒れも鋳込み不足も無く、殊の外うまくいきました!
湯口を整えてロウ着。
まだ、右半分だけですが、歪みも出ずにうまくいきました!!(嬉)
金属に置き換えたフレームで仮組しました。
手元にある資料の詳細写真はフレームやカウル類が新型になった後期型の写真(パシフィックGP時の取材)がほとんどで、それと比べると冷却系の配管が違います…。
他に目立つ所では、マフラーの遮熱プレートが右側だけだったり、アッパーカウルに開けられた無数の穴は無い(これはデカールで表現されてます)のにリアカウル上面 の四角い穴はあったりとなんかチグハグ。
恐らく、このキットは開幕前のプレス発表の時の車体を基本に、シーズン序盤の小変更を盛り込んだものと思います。
開幕戦鈴鹿での写真にはカウル右側のエアアウトレットの所にある水配管の逃げの膨らみが写 っている写真があるので、新型のフレームやカウル等に変更された第10戦チェコGPまではこのキットの配管だったと信じて(カウルに隠れて見えなくなるところですし(汗))詳しい資料が見つからない限り配管はこのままで行きたいと思います。
ずいぶん間が開いてしまいました。すいません。 前回の投稿のフレームを金属に置き換えて気合いが入った所で水疱瘡にかかってしまい寝込んでしまい半月近くねこみまして、しかもいい歳になってからの罹患だったもので体力が激減。
先月製作を再開して、今度はエンジンブロックをメタルに置き換えようとしてみごとに失敗!
プロタージャパンに部品を請求しようとしたら7月いっぱいで事業を閉鎖していていました!!
意気消沈して投げ出していましたが、何としても完走したくて製作再開しました。
燃え尽きて消滅したエンジンブロックを自作する技量もないのでキットをもう一つ購入して再トライです。
今度は外装からです(笑) デカールで再現されているカウルに無数に開けられた冷却用の穴部分だけをクリアデカールに印刷して位 置決め。
デカールに合わせてピンバイスで開口。 ちょっと位 置がずれている所もありますが・・・雰囲気はいいです(汗)
カウルを接着して鯰の口元を修正。 まだ、修正が必要ですね。

一体形成のタンクとシートカウルを切り離します。

タミヤでは五つのパーツで再現されているシートカウルが、タンクごと一発抜きです(笑)

当然、サイドが膨らんだ(下が窄まっている)形状は再現されておらずストンと一直線です。

シートカウルの下に付くサイレンサーのカバー(?)

本来シートカウルの一部である部分も一体になっているので、切り離してシートカウル側に接着して、カバー部分だけを後付出来るようにしました。

シートカウルににポリパテを盛ってサイドの膨らみを付けました。

これまた本来一体のハズのシートカウルが別部品(笑)
接着して一体化させます。

大体のカタチが出たところでサフを吹いて全体の感じを見ます。
シートカウルの左右が出てません。

一体化させたシートカウル、タンクカバーの下が綺麗に繋がってません。

本来の燃料タンクがパーツ化されていないので向こう側が見えてますね。

あ、せっかく金属化したフレームですが、細かい修正を加えるには金属だと時間がかかりそうなので今回使用を断念しました。

プラ部品の段階で仮組を繰り返して最終状態で金属化すべきでした(涙)

ハンドル周りにブレーキ周り(汗)

このままじゃあんまりなんで、資料とタミヤ(笑)を参考に手を加えなければ。