Entry No.34
ドビン・シュワンツ
1998 Suzuki RGVγ / K.SCHWANTZ

このバイクを作ります。
1998年式RGVガンマです。
シーズン後半のイギリスGPあたりを再現しようと思います。
締切まで残り2カ月ありませんが 中国人に負けないように 優勝めざしてがんばります!!
今回使用するキットはUTA DESIGNのガレージキットです。
左側面
上から
出来上がりです。
って、
組んだらこうなるってことなんですが、何かイメージ違うんですよね。 イメージが・・・
たぶん、こういう写真から 図面をトレースされたんんでしょうね・・・・

確かに図面通りみたいです。

(なぜか左にも、クラッチ冷却用のダクトが付いてますが)

なにが違うのかよくよく観察してみると、タンクやアンダーカウルなど、幅が狭い?
フレームをシリコンで型どりして、メタルで複製してみようと目論んでいたのですが、あきらめました。
スタジオ27の93ガンマのフレームを加工することにしました。 すでに絶版のキットを潰すことになるので悩みましたが、やっちゃいます。 (キット代だけで合計ウン万円!キツー) ついでに、フレームやスイングアームの裏打ちしてみます。ハンダ盛り盛り!
なんとかフレームは形になってきました。 スイングアームは補強の入り方を変えたりいろいろやってます。
あと、スイングアームの垂れ角が狂うと後々やっかいなので溝を彫って固定しました。
フロントフォークやタイヤを付けて、キャスター角を合わせます。 ホイールベースやキャスター角は他の1/12キットを参考にしていますが、気持ちショート気味にしています。 その方がペプシっぽい? ここまでくれば、半分は出来たようなものなんで、あとは外装関係を付けて、パテ盛ったり削ったりの作業です。

盛ったり、削ったり…。 元キットのパーツはすでにシートの一部を残すのみとなっています。ほとんどポリパテの塊です。 まだまだペプシガンマに見えないですね〜 がんばります。

削っています。 ひたすら削っています。
右側です。
ダクトの位置決めに苦労しました。 ガンマのカウルはクラッチのあたりが盛り上げっているので、左右非対称です。
下側です。
タンクです。
凸の部分は別に作り、貼り付けました。

シートカウルです。

ここが一番ペプシガンマっぽい部分ですね。

後端部です。
チャンバーの膨張室あたりにボリュームを持たせ かなりセクシーにしました。
タンクとシートカウルをフレームに載せてみます。
削ったパーツに、サフを吹いてみました。
反対側です。
ガンマ?
ガンマかな?
フロントまわりを作ります。 面倒なapキャリパーの製作から。
K'sさんのYZRのキャリパーが良くできているので それパクろうかとも思ったんですが・・・・。
まずは写真から図面を起こしてみます。
図面があっても、その通りは作れないのですが、 形を把握するのと、左右のサイズを合わせるには役立ちます。
プラ板を積層して作っていきます。
アンダーブラケットは、ハンダをモリモリにして削り出しました。
圧側の調整ダイヤルは洋白線を削りだして貼り付けています。

お次は、チャンバーです。 タミヤのγのチャンバーを輪切りにして クロスするように接着していきます。
4本同じ容積になったかな?
断面は○になっています。

出来上がった原型を、メタルで複製・・・・そんなの、できるわけないので塗装しました。

カウル類のサフが乾く間に、モデルファクトリーヒロのチェーンを組んでみます。
スプロケは、ドリブンはタミヤのパーツから削り出し、ドライブはプラ板から。ピッチは84NSRに合わせました。
調子にのってチェーンを輪っかにしてしまいましたが スイングアームに通すために切断して繋ぎ直さないといけません。(爆)

「ドビン・シュワンツはリタイアした」って噂もありますが、まだあきらめていません! あと10日、最後までがんばります。

デカールを貼りました。
あれだけパテ盛って削ったのに、デカールのサイズはぴったんこ! こりゃラッキーだと喜んだのもつかの間・・・。 このデカールすごく貼りにくいというか、全くくっつかないんです・・・(×_×;)。 マークソフターもデカールセメントもNG!  使われてるインクが有機溶剤系ではないみたいで ラッカーシンナーでも溶けません。 だから貼ったというより、のせてる感じ・・・。 一番苦労したのは、カウルのセンターの"PEPSI"のデカイロゴ。 デカールのままだと色が明るすぎるので、二枚重ねして濃い紺色にしたんですが、左右貼るのに丸一日。
タンクやフェンダーなど曲面のペプシのロゴなんて5分割です。
一通り貼って、クリアをかけておきましたが、マスキングテープがペタって付いただけで、デカールがもっていかれるので、どうしたものなのか・・・。
シートカウルのガンマのロゴとビバンダムだけは、アルプスプリンターです。
いっそのこと、全部アルプスの方が無難だったかな〜
やばい・・・・。
朝からがんばっているんですが・・・。

写真が貼り付けできなくて、ヒヤヒヤでした・・・。
やれるだけのことはやりました。
今まで作ったバイクの中で最高の一台ができあがりました。
がんばっている皆さんがいたから、最後まで、あきらめず、ここまで形になったんだと思います。
このコンテストに参加された皆さん、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。 寝ます。
Close