Entry No.39
atsumi
'98YZF750 BP-YAMAHA

初エントリーとなりますatsumiと申します。
よろしくお願いします。
'98YZF750 BP-YAMAHAをチョイスしてみました。
アツシバシブランドのトランスキットです。
MAXさんの素晴らしい#41YZF750完成品には及ばないと思いますが、自分なりに作ってみようと思います。
上に写っているマルボロYZFは先日製作したものです。
とりあえずパーツ洗浄・・・。
レジンクリーナーではなく、台所用中性洗剤で。
しばらく漬け置き後、ハブラシでゴシゴシ。
ちなみにBP-YAMAHAのライダーはスコット・ラッセル選手と藤原儀彦選手でした。
仮組みしてみます・・・ ラジエターのサイドをバリバリ削ります。 カウルの内側をバリバリ削ります。 お、形になってきた・・・でも少し前下がりかも。
フォークのアクスルブラケットを作り直します。
この辺りの工作はは職業柄、外すわけにはいきません(笑)。
全長も3mm延長して、車体姿勢のバランスを調整します。
キャリパーもニッシン6ポッド風に作りました。
何度も仮組みしてバランスを見てみます。
前下がりじゃ無くなって、良い感じかも。
フロントホイールのクイックチェンジシステムも作ってみました。
耐久マシンならではの装備ですね。
タンクのブリーザーパイプ出口も追加します。

更新もせず、すっかり間が開いてしまいました。
ここ2ヶ月テンションがダダ下がりの出来事ばかりで、すっかり凹んでいましたが、何とか製作再開です。

クラッチレバーを作ってみました。 YZF750は油圧クラッチなので、レバーもマスターシリンダーからオフセットしたような形になります。
たしかこんな形だったと・・・思います。

前に作ったフロントフォークは納得がいかなかったので作り直しました。
アウターチューブを詰めて、インナーチューブはプラ棒で作り直して長くしました。
キャリパーも修正。 だいぶマシになりました。
もう一回仮組みして、フォーク周りのバランスを確認します。
まあまあ・・・かな? OKにしてそろそろ塗装しないと間に合わない。
というわけで、フォークを塗装しました。
サフ塗って、削って修正・・・繰り返しました。
キャリパー取付ボルトは金属ピンを使う予定です。
カウルの塗装。
これまた途中省略で、いきなり塗装終わってる写真です。
でかいBPマーク貼るのに苦労しました。
アルプスデカールは密着させようと綿棒でゴシゴシすると、簡単に印刷が削れてしまうので神経使いました。
フレーム&エンジンです。 エキパイはカウルのダクトから結構見えてしまうので、YZR-M1のものを適当に切って付けました。 実車のフレームは黒いグレブロン塗装を施していますが、ペダル類は黒アルマイトなので、少し緑がかった黒で塗りました。
反対側です。
燃料タンクです。
緑・白の塗りわけ、黄色ラインは実車写真みながら、 適当にフィーリングでやってみました。 音叉マークは、YZR-M1用の立体マークを使う予定。
シートカウルです。
黒ゼッケンベースがシート形状になかなか馴染まず、意外にも大苦戦。
黒塗装で塗り分ければよかったです。
ゼッケン数字は2枚重ね貼りです。
そういえば、実車はゼッケンベースはつや消し黒、数字は反射素材、テール部分の赤も反射素材とレギュレーションで決まっています。
ゼッケンベースがつや消しなのは模型映えしないし、反射素材の数字は塗装では難しいので・・・気にしないことにします(汗)。
ブレーキディスクです。
レジンキットのディスクはヨレヨレに曲がっていてベコベコだったので、何とか修正したいなぁと考えました。
実際のサスペンションの中身の部品でバルブシムという円形薄板の部品があります。
外径がちょうど合う物を探して、板厚0.15mのシムを裏に貼り付けました。 材質は焼入れ品なので薄くてもかなり硬く、ディスクも平らになりました。
実際のホイールカラーは青アルマイト品でしたが、アルミ材質の関係でかなり黒ずんだ青だった記憶があります。

サイレンサーです。
サイレンサーのリベットを虫ピン植えて再現しました。
スプリングフックも付けてみました。

そう言えばアクラポビッチって最初はスコーピオンってブランド名で日本に入ってきてましたね。
国内ワークスでは'98YZF750が最初だったと思います。スロベニアの怪しいマフラーって感じだったけど、すっかりメジャーブランドになりましたね。

一度組んでみました。 部品バラバラの状態がしばらく続くとテンションが下がっていく気がします。 完成に近い状態を一度見ると、おお!いいじゃん!とテンションが上がります(笑)。
リアサスのサブタンクを作ります。
実物のホースはメッシュホースにビニールコートされたタイプなのですが、ちょうど良い材料が見当たりません・・・。
適当にタミヤ黒ホース付けてますが、銀ラジエターホースあたりに変えてみようかな・・・。
サブタンクを取り付けました。
窒素ガス封入口も細工してみました。
アクスルシャフトを真鍮パイプで作りました。 ピットワークの際に、シャフトをインパクトレンチで緩め、 ラッパ状のスペーサーを持ってシャフトを一気に引き抜きます。
耐久マシンならでの装備です。
取り付けるとこんな感じ。
ラッパと六角部分はプラ棒から削り出しました。
結構難しかった(汗)。

メーターを作ります。 99YZR500をベースに作ります。 メーターと2Dモニターの位置を入れ替えます。 記憶では2Dモニターの上に様々なスイッチを3つ並べた気がします。(オレンジ・レッド・ブルー)

更にライダーからの要望で日除けをPP板を曲げてリベットで取り付けた覚えもあるので再現します。
リベットは志賀昆虫ピンの0番を使いました。

サイレンサーステーにカーボンデカールを貼りました。 ST27のMサイズです。Sの方が良かったかも。
リアサスの圧側減衰力調整ノブがいい感じ ・・・でも完成すると見えなくなっちゃうんだよね。
メーターを塗装しました。 タコメータは水温計内蔵タイプなので、'01YZR500TECH3から流用。 2DモニターはLEDタイプなので、'99YZR500 Red Bullから流用。
メーター取り付けました。なかなか良い雰囲気。
スロットル周りを作りました。 スロットルの遊び調整を1mm六角棒に0.7mm孔開け、曲げた真鍮棒を差込んで作りました。
スロットルワイヤーはモデラーズ0.56mmプラグコードを使用。
ブレーキレバー遊び調整のノブを作りました。 ノブにつながるクリアチューブはさかつうです。
グリーンクリアチューブは100均一で売っている、ビニール針金の芯金を抜いた被覆です。
かなり本物に近い色合いで、かなり安いので重宝しています。
←こんなのです。
トランスポンダーを作りました。 ディティールアップと言えば聞こえはいいですが、今日はちょっとした小物ばかり作ってますね。

ストロークセンサーもフロント用とリア用を真鍮線で作りました。 トップスタジオ製を使おうと思いましたが、何となくもったいなくなってしまい、結局自作です(笑)。 当時ストロークセンサーは決勝レースでは付けていませんでした。 まあ、ついていると精密感が増して雰囲気がいいので。

かっちゃんさんから
こんにちは。 興味深く拝見させて頂いております。
ストロークセンサー小気味良いですね!
これの両端の制作方法と取り付け基部詳細を 教えて頂けたらなぁ・・・と(^-^;)

>かっちゃんさん
製作過程を見ていただいているとの事、恐縮です。 私のストロークセンサーの製作方法ですが、材料は
●WAVEの真鍮パイプNo.1(外径0.9mm)
●志賀昆虫ピンNo.0
 (メーターリベット部に使った残りの軸部分)
●アルテコ瞬間接着パテ
●タミヤ黒ホース(細)
を使います。
パイプにピンを差込み、ツリロンで接着。なるべく芯ズレしないようにします。
いい長さの所でピンの先を90度曲げてカット。 曲げた部分にアルテコ瞬接パテを盛って、硬化したらリューターで整形します。
上部はタミヤホースがピッタリはまるので、カットしたら先っちょにツリロンを流して、ピンセットで挟んでつぶして接着します。
こんな感じですが、参考になりますでしょうか?

ストロークセンサーをフォークにセットしてみました。
>かっちゃんさん 取り付け基部詳細は・・・実物はこんな感じです。

>atsumiさん
お手数お掛けしました(恐縮)
とても分かりやすく 参考になりました!
完走まで頑張って下さい!
d(^-^)b

ステップを作ってみました。 レギュレーションではステップ先端が球状でなければなりません。(球の大きさも決まっています)
プラ棒から削っていますが・・・意外に難しい。
もう1個作るの嫌だな〜・・・やったことないけど複製って難しいかな?
という訳でお手軽な方法でチャレンジしてみます。 型取りには「型想い」という熱湯で温めて軟化させる物を使ってみました。それにしてもこの商品名って(笑)。 出来た型にアルテコの2液型エポキシ樹脂を流します。 出来上がりは14時間後です・・・上手くいくといいのですが。
待っている間に、リアブレーキのリザーブタンクをプラ棒を削って作りました。 省略しようと思いましたが、まっくすさんの作例には再現されていたので・・・作ることにしました。 グリーンクリアホースをまた使います。
リアストロークセンサーを取り付けてみました。 結構それらしく見えます。
マフラースプリングを作って取り付けました。
複製にチャレンジしたステップができました。 お手軽な割には上出来?かな。
フューエルタンクから出るリザーバーホースをレイアウトします。
ホースはさかつう製を使います。
カウルステーはさかつう製のフレキシブルワイヤー。 カウルステーにホースを縛るのにはタミヤの黒メッシュをバラした糸を使います。
(適当に凸凹になっているので滑らず縛りやすい) 結び目に瞬間接着剤を垂らしておきます。
ホース途中のグレー部分は燃料の逆流を防止するワンウェイバルブです。 垂直に配置しないと機能しない部品なので、わざわざホースを逆U字型に曲げてレイアウトしています。
転倒スライダーを作りました。 プラ丸棒をテーパー状に削ります。 エンジン縣架ボルトと共締めなので、中心に孔をザグリます。
スクリーンサイドにライダーネームを貼りました。
下のステッカーは・・・?
フューエルタンクに音叉マークを貼りました。
M1のキット付属の立体タイプです。 このマーク、すごくリアルで実物っぽいので気に入っています。
とりあえず、祝・完成!とします♪
藤原選手の当時使用したレーシングスーツと一緒にパチリ。
背中側も


右側面です。上手い写真が撮れません(泣)。
他の皆さんお上手ですよね。どうやって撮ってるんだろ?

左側です。チャームポイントはストロークセンサーです(笑)。

右側のアップです。 カウルの固定にはモデルファクトリーヒロ製のマイナスビスを使用しました。 カウルファスナーは同じくヒロ製のアルミリベットを使用。

左側のアップです。

フロント部分のアップ。

メーター周り。 ライダーの視界はこんな感じだったのかな?
アッパーカウル。 当時、ライトが収まる部分にチマチマとアルミテープを貼ったことを思い出します。
無事、完走できて正直ホッとしています。 またこのようなイベントを企画してくれたまっくすさんには大感謝ですm(_ _)m 目標があると普段より楽しんで製作できたような気がします。 (楽しみすぎて写 真を貼り過ぎた気もします・・・反省) 皆さんにもてぎでお会いできることを楽しみにしています。 ありがとうございました♪
nobuさんから
完成おめでとうございます(^0^)
やはり本物を知ってる故の説得力は絶大ですね。 僕も、こうゆう完成品を作りたいです。 モテギ楽しみにしてますよ!
>nobuさん コメントありがとうございます☆彡
nobuさんの完成写真も拝見しました♪
もてぎではよろしくです。
実は完成品を眺めながら一人悦に入っていたのですが…リアストロークセンサーの取付け位 置を間違えたのに気が付いてしまいました(あぁっ!)。 リアアームに孔あけてガッチリ付けちゃったし、孔埋め修正面 倒そうだし、どうしよう…。
でも見れば見るほど気になって来るし〜(汗)。
…という訳で、修正しました。どこが変わったか分かります?
飾り台も作ってみました。
ドライカーボンの板にチタン製の足、マニア仕様です。
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