Entry No.44
ichi
1988 YAMAHA YZR500 T.TAIRA

皆様はじめまして。
去年のモデラーGPで「10位」と言う成績を頂いたichiです。
今年は'88YZR500 平選手でいきたいと思います。
ゴールまで時間も少なくなってきましたが
頑張ってゴール目指していきたいと思います。
K'S WORK SHOPさんのトランスキットとそれを製作するに あたって必要なタミヤキットです。
資料も少ないですが・・・ なんとかなるかな〜〜!?
まずはトランスキットやガレキを製作するにあたっての 「儀式」、離型剤の除去。
セッセと中性洗剤等であらいます。
まずはパーツの接着。
接着、接着・・・
カウル類の段差等をパテにて整形していきましょう。
皆さんには見慣れない「パテの色」だと思いますが 私が使用しましたパテは実際の車輌に使うパテを 使用してみました(私、本業が車の板金・塗装屋なので^^)。
アッパカウルの継ぎ目も一旦接着した部分を掘り下げて パテをうちましょう。

パテを研ぐとこんな感じ。 意外と接着した部分のパテのひけが最終的に気になるので 今回はこのように一旦掘り下げての工作にしてみました。

ナックルガードの固定方法ですが 今回は「虫ピン」を使ってみます。 最終的には「アルミ製のリベット」に変更するかも 知れませんがまずは固定し「あたり」等をみていきます。 ピンバイスにて他のパーツの固定にも「虫ピン」を 使っていきましょう。 ドリルのサイズは各パーツの隠れ方や取り付け方法により 数種類にわけていきたいと思います。

一度大まかなパーツをサフ塗っておきたいとおもいます。 意外と巣穴等少ないのですが サフを塗ればいろいろ荒が出てくると思うので それの発見の為にもサフ塗装先にやっておきたいと思います。
サフ塗ると良くわかります^^ アッパーカウルの巣穴消しです。 溶きパテにて処理します。
シートカウルも処理していきましょう!
どんどん進めていきましょう! お次はブレーキディスク。 製形状穴がふさがっているので ピンバイスにて穴をあけなおします。
フロントディスクも同様・・・
さて一旦仮組み終了です。 ここからもう一度各パーツのあたり等見ていき キッチリと仮組みしなおします。
B面側です。 さぁ〜〜ここから各パーツのディテールアップや 下地処理、上塗り作業に移っていきます!!! 一応私の「模型作りのコンセプト」は プロの方達の素晴らしい作例はひとまず置いておいて 出戻りモデラーや楽しく模型を作りたい、と思っている 方達に是非とも見て頂きたいと思っています。
「自分基準」になってしまいますが見えない所は 見えない所で、見える所をしっかりと言うか軽く ディテールアップ等施し、 最終的に途中で製作を断念するような事は避けていきたいと 常々思っています^^
とりあえず「完成」と言うのが最大の目標です。
さて本塗りにも入っていきたいと思います。 まずはホイルやタンクの至って本塗り後にデカール貼って 終わり〜みたいなパーツから塗っていきます。
マフラーやその他シルバー系のパーツ フラットブラック系のパーツも塗装していきます。
ラジエターの上側のホースがカウルを付けても見えます。 ですのでホース類を自作します。 今回は真鍮線を使用しホースは 他のジャンクパーツを使います。
お次はホイルのエアバルブ。 こちらもジャンクパーツから。 YZR-M1用ディテールアップパーツのがちょうどあったので それを使用します。 やはり金属製の物はいいですね〜〜
リヤのローター&ディスク。 手持ちの資料で見た所、ニッシン製キャリパーが赤色なので 赤色にし、その他もそれらしく塗装。 ブレーキホースのジョイント部は洋白線に置き換えます。 これの方が強度もでますし。 ピンバイスにて穴をあけ、そこの洋白線を接着。 他の部分もホース関係はこの方法でいきます。
こんどはスイングアームにどのようにホースを固定するか。 色々考えたあげく、ジャンクパーツでそれらしいのが あったのでそれを改造し取り付けます。 27製のエッチングパーツです。
こんな感じ。
我ながら良く出来た方かな〜〜なんて思います^^
リヤ足回りの完成。 A面側です。
リヤサスのオーリンズもそれらしく塗装し スプリングは黄色に塗りました。
B面側。
その他細かい部分を塗りわけ、 チェーン、スプロケも塗りわけます。 あとはリヤフェンダーとチェーン引きを付ければ完成。 チェーン引きも虫ピンにて再現しましょう。
レーサーなので本当は無いのかな?? オーバーディテールかもしれませんが折角なので 付けちゃいます^^
リヤフェンダー。 黒に塗装し、カーボンデカールにて今回は 「カーボン調」を再現します。 27製のデカールを使用しました。 乾燥しましたらクリアー塗ってスイングアームに合体!
フロントフォークですが インナーチューブ部が塗装では納得できなかったので 「ラピーテープ」で再現してみました! 中々良い感じです。 ガンプラの作例でよく使っていたので 今回は役にたちました!!^^
マフラーの塗装。
資料をみてもこの時代のマフラーは黒一色の塗装のよう。
でも折角のモデラーGPなので今風の塗装にしたいと思います。 まずは細く切ったマスキングテープを溶接部分あたりに 貼って塗装に移っていきます。
クリアーオレンジ、クリアーブルー、メタリックブラウン、 スモーク、セミグロ等々使用し焼け具合を再現。 ブラシにてフリーハンドでやりましょう。 そして塗装終了しましたらマスキングを剥がす・・・ こんな感じ。 まぁまぁかな。
エンジンをフレームに組み込んでいきます。 プラグコードも再現していきます。
メーター裏の配線関係もそれっぽく作っていきます。
Top Studio製のディテールアップパーツを使ってみます。
写真上側のパーツはリヤのブレーキタンク。 これは洋白線を付けておきガッチリと止めたいと思います。
ヒロ製のコードやタミヤの物、モデラーズ、Top製、 色々使ってそれらしくパイピング。 カッコよくなってきました^^
リヤ足回りをドッキング! 下側チャンバーもドッキング!!! バイクらしくなってきました! 足回り、チャンバーとも見えない場所と見える場所に 虫ピン等使いガッチリと接着。ディテールアップも兼ね接着時の強度もアップ!
メーター裏側も「らしく」なったかな!? リヤマスターシリンダーとブレーキタンクも Maxさん製のカラーゴムにてパイピングを再現。 マスターシリンダー側は0.2mmの洋白線にて 定番の「バンド」締めにて。
フロントの足回りも進めていきましょう!! フォークインナーチューブは「ラピーテープ」にて メッキ感を再現しフロントフェンダーは ヒロ製アルミリベットにて接着。
フロントキャリパーもそれらしく塗装し バンジョー部は0,6mm洋白線にて再現します。
キャリパーをアウターチューブにアルミリベットにて接着。 ローターのフローティングのコマは 写真では赤色のアルマイト色だったので 蛍光レッドにて筆塗り。 写真ではちょっとわかりにくいですね^^;;
アクスルシャフトはタミヤ付属もの物使用しました。
アッパー、シートカウル。
数日前に塗装すましていたので もう触っても大丈夫なのでデカール貼りに移っていきます。
私個人的には意外とデカール貼りが大好きです^^
デカール貼り終了!
YZRになってきました!
K'Sさんのデカールは非常に貼りやすかったです!
あまり柔らかいすぎたりしないのよかったです。 ソフターにも溶けないしよかったよかった!! 数日乾燥させクリアー塗装。
クリアーは実車に使用します「ウレタン2液性」を 私は使用します。
サイレンサーのリベットを打っていきます。 サイレンサー自体は27製のカーボンデカールを貼り クリアー塗装しました。 リベットはヒロ製の物を使用します。
良い感じになりました〜〜
マフラーに合体です。
んん〜〜我ながらグッドかな〜〜^^
続いてステップペダル周り。
ステップ自体はキットの物を使用し ブレーキペダルとチェンジペダルの前側(踏む部分)ですが 洋白線をまず取り付けてその上からタミヤのゴムホースを 取り付けてみました。
横から見るとかなり良い感じにできました。
今回の工作の中で一番良かったかも!? 皆さんなら当然知っている工作かな!??
続いてハンドル周り。
これはタミヤのキットの物を使用。 形状がかなり違うのでそれっぽく加工します。 アクセルワイヤーは洋白線にて再現。
ブレーキタンクも違う位置に変更。 ブレーキタンク下のブレーキホースも洋白線にて 止めれるように加工。
ホース類を取り付けておきます。
タミヤの物です。
カウル類も数日前にクリアー仕上げ施しておきました。
1発塗りでこの輝きです。
ウレタン2液クリアーは塗膜がかなり分厚いので 研ぎ出しもかなり楽です。
「さっ」と研ぎ出しを行い次の作業に・・・
タンク。
赤い部分がデカールと思いきや、塗装にて仕上げなくては いけなかったのでマスキングしまして 赤を調色し、塗りました。
赤塗装後、軽くラッカークリアーにて保護し 乾燥後デカールを貼り(YAMAHAロゴ)、 タンクキャップを取りつけウレタンクリアー仕上げします。
この写真はウレタンクリアー仕上げ後の写真です。 先にも明記しましたが、この輝きです^^
雑誌か何かで読んだのですが ワイヤー、ハーネス系の止めをこの「糸」にて 行うと、タイラップ(インシュロック)っぽく出来ると 記憶していたので100円ショップにて購入。 これだけ色をあれば何かと使えるでしょう!
写真ではちょっとわかりずらいですが 各ハーネス、ワイヤー系を先の「糸」にて止めちゃいます。
中々良い感じです。
さ〜〜いよいよ大詰めです!
ナックルガート等、アルミリベットにて止めていきます。
写真には撮っていませんでしたが 各カウルの裏側を一応フラットブラックにて塗装。
その他のファスナー関係もアルミリベットにて 再現しておきます。
アッパーカウル合体後、フロント周りもドッキングさせ 各ワイヤー関係をそれっぽく通していきます。
ステアリングダンパー。
タミヤキットに付属していた物を使ってみましょう。
取り付け後。 これも中々良い感じになりました。
最終、スクリーンをインセクトピンにて取りつけ。
やっと完成です!!!!!
完成です。
我ながらトランスキット初挑戦にしては いい感じで出来たと思います。
完成写真。
無事ゴールでき、本当に良かったです。 いろいろあってモチベーションが製作する前は かなり低かったのですが いざ、製作していくと段々とモチベーションも上がっていき 作るのが楽しくてしかったなかったです^^
リタイヤせず今回も何とかゴールできた事を本当に よかったと思います!!
 

 

ひとつ大事な物を忘れてしました!! スタンドです! 付属品としてキットに含まれていないので 自作したいと思います。 資料を見ましてこの80年代らしいスタンドを自作します。 0.8mm洋白線にてまずベース部分を作り ハンダ付けにて溶接します。
サイズを計り、各パーツを切り出してハンダ溶接。 スイングアームにかかる部分は真鍮線を使用しました。 中々の出来栄え^^ 初めてハンダ溶接しましたが思ったより上手くいきました!
完成後、バイクにつけてみます。 良い具合です^^ やはりこの時代のバイクには現在の物より こういった時代を感じるスタンドの方が よく似合いますね!! これにて完成です!!

 

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