Entry No.51
うえさん
1985 Moriwaki ZERO-X7 S.YATSUSHIRO

締め切りまで1ヶ月を切った今頃になってエントリーです。
(^_^;)
お題は モリワキ ZERO-X7 '85 八代車です。
いつか作りたいと思っていたマシンですが、こういう機会でないと着手することもないだろうし、ましてや完成などとなるともっとないかと思い、このマシンをチョイスしました。
ほぼスクラッチとなると思いますが、技量もないし、資料も少ないので、あくまでも雰囲気重視のなんちゃって仕様で製作するつもりです。
(^_^;)
あと1ヶ月弱しか期間がないので、リタイヤ覚悟のエントリーです…。 そういえば、夏休みの宿題は終わりのほうで慌ててやったっけなぁ…。
(^_^;)
ベース…というか、たたき台…というか、芯(?)を構成します。
実車エンジンはCBX750Fなのですが、キットがないので同系エンジンのCB750Fを使います。 フレームはRS1000、前後足回りはRGB500、カウル類はKR1000Fをベースに作っていきます。
まずはフレームを加工していきます。
トップチューブの芯をモデラーズのフレックスロッドで作ります。
後で角断面に加工するので、取り回しだけを決めるってカンジで作っていきます。
アッパーカウルはKR1000Fをベース…と言うか、芯に使います。 ゲージにする…と言うほうがいいかもしれませんが。(^_^;)
とりあえず、ライトなどの穴は埋めてしまうので、プラ板で塞ぎます。
アッパーカウルは下側の前方向をプラ板で延長し、パテを盛って成形。 まだ全然似ていませんが、これをベースに加工していきます。 フレームはフレックスロッドにエポパテを盛り付けて角棒状態にしていきます。 タンクは以前モリワキモンスターを作った時のタンクの複製品をベースに加工していきます。
ZERO-X7最大の特徴(?)はフレームのリブ。
どうやって再現するか考えたのですが、とりあえず試しに彫ってみることにしました。 リューターを使って彫ってみたのですが、ラインがガタガタになり「ダメだこりゃ」(いかりや調)ってコトで、この方法は却下。(^_^;)
パテでリブを埋めてしまいました。
リブをどう再現するか考えつつ、まずはフレームを角断面 にしなきゃ…ってコトで、角断面化。
アンダーチューブはRS1000のフレームワークをそのまま使ってプラ板とエポパテで加工。 シートレールとシートレールへ続くアンダーチューブはプラ角棒を芯に加工しました。
リブの再現ですが、彫るのを諦めて、逆に貼り付けてみます。 ホビーベースのプラストライプを貼り付けてリブを再現。
リブの深さが浅いんですが、そこは「リブがあればええんじゃぁ!!」と開き直るコトにします。
(^_^;)
たぶん雰囲気は出ると思うし…。(^_^;)
フレームのメイン部分(?)にプラストライプでリブを再現しました。
意外に難航しました。(^_^;)
正直、キレイではないのですが、彫って再現するよりは遥かにキレイなので、これで妥協します。
(^_^;)
アッパーカウルはパテを盛っては削るの繰り返し。 バイクとしてのバランスを整えてるうちにどんどんZERO-X7から遠ざかって行ってしまいました。
(^_^;)
どうやって流れを引き戻すか…。それが問題ですね。(^_^;)
スイングアームはRGBそのままだと細かったので、0.5ミリのプラ板で一回り太くしました。
スクリーンとキャブはKR1000Fのパーツ(ジャンク)で様子を見てみただけです。
頭の中に完成時のイメージを描きながら作業しないと、とんでもないモノが出来てしまうので。
(爆笑)
アッパーカウルの成形にやたらと時間が掛かってます。
ずいぶんマシにはなりましたが、まだ何か違う・・・。なまじKRをベースにしたので、その形を引きずっているって感じでしょうか!?(^_^;)
スクリーンはKR1000F用を加工して使用します。
本当はバキュームで作りたいトコなんですが、いかんせん技術がないモンで。。。(^_^;)
シートカウルは下側をプラ板とポリパテで延長。
なんとなく雰囲気は出てきましたが、まだ何か違うような・・・。
もうちょっとイジってみるつもりです。(^_^;)
アッパーカウルのサイドにエアインテーク(?)を彫りました。雰囲気は出てきてるんですけどね〜。
カウル類はそろそろ塗装に入らないと間に合わないので、この辺りが妥協ポイントかなぁ。(^_^;)
シートカウルはもうちょっとリアが長い様な気がしたので、エポパテを盛って延長。 とりあえず仮のリアサスを作ってバランスを見ます。 リアサスは4ミリのプラパイプとワッシャーで製作。 スプリングはRS1000用です。
実車は2段スプリング(?)なので、現段階ではあくまでも仮です。(^_^;)
フロントのブレーキディスクはインナーディスクの形が似てる・・・ような気がするTZ-M流用。 そのままだとディスク径が小さ過ぎるので、RGBのディスクの外周を合体させました。 実車とは形状が違うことは違うんですが、RGB用をそのまま使うよりはマシかと・・・。(^_^;)
インナーディスクをスクラッチする根性も技術もありませんし・・・。(^_^;)
タンクは上部前面に凹みを付けました。 スプリント仕様はヒューエルキャップはエアプレーンタイプなので、大きさのちょうど良かった隼用を流用。 実際の形が判る詳細な資料がなかったので、大きさだけで選びました。
まあ、同じエアプレーンタイプだし、そんなに差はないだろうと思うんですが。(^_^;)
さらにしつこく仮組みでバランスを見ます。 カウル類はこのあたりが私の技術の限界なので、表面を仕上げて塗装工程に入ります。 そろそろシャーシを本格的に作っていかないと締めきりに間に合いません。 まだまだやるコトは多いので、これから睡眠不足になりそうな予感・・・。(^_^;)
仮で作ってあったリアサスをイジります。 と言っても、2段スプリングにして、シャフト下側の受けを作っただけなんですけどね。 実車はスイングアームに貫通する部分が一段太いのですが、これ以上太くするとスイングアームに通 せないので、妥協します。(^_^;)
マフラーを自作します。
全部作るのは面倒なので、仮で付けてあったCBのカスタムチューンのエキパイを使おうと思ったのですが、オイルパンの脇を通 る取回しだったのでやめました。
オイルパンの下で集合する・・・ってトコになぜかこだわってしまいました。(^_^;)
だもんで、エキパイはΦ3mmのフレックスロッドで作りました。
「オイルパンの下で集合」以外はこだわってないので、取回しは適当です。(笑)
集合部から後ろは5ミリのプラ棒。 サイレンサーはこの段階ではまだ芯です。
ZERO-X7を作る上でフレームのリブに次ぐハードルである、フォーサイトマフラーのサイレンサー。
まずは芯に6.3ミリのプラパイプを使い、フィンを立てていきます。
フィンには0.5ミリのプラ板を1ミリ幅に切ったものを使いました。 この辺りは瞬間接着剤の嵐です。(^_^;)
厚さ0.5ミリ幅2.5ミリのプラ板を貼り付け、前後を整えてサイレンサーが完成。 本当はもっとフィン部分がラウンドしているのですが、そこまで再現する技量 はありません!←威張ってどうする!?(^_^;) まぁ、雰囲気は出てると思うので、本人的には満足です。(^_^)
デカールを作りました。 デカールのデータで新しく作ったのは、ゼッケンの数字とゼッケンベースの枠くらいで、後は以前モリワキマシンを作った時のデータを活用。 失敗した時のために2セット印刷しておきました。
ちなみに前半戦仕様で作っているのですが、後半戦仕様でも作れるデカールにしてあります。単に印刷面 が余ってもったいないから作っただけで、あまり意味はありません。(^_^;)
ベース色の塗装が終わったカウル類にデカールを貼りました。 単純なデカールなんですが、色の境目の黒いラインを貼るのに時間が掛かってしまい、こんな単純なデザインなのに半日掛かってしまいました・・・。(^_^;)
この後、クリアー掛けが待ってます。
締切まで時間がないので研ぎ出しが出来ないかも・・・。(^_^;)
フロントフォークをイジります。 フォークアウターはプラ板を貼り付けて、このマシンのフォーク特徴である平らな部分を作ります。
ここには「MORIWAKI ENG」の浮き文字のロゴが入りますが、さすがに浮き文字で再現する根性も技術も無いのでデカールで再現する予定です。(^_^;)
キャリパーはNSRのジャンクパーツのブレンボからAPロッキードっぽいアウトラインを削り出します。 やたらとのっぺらぼうですが、締切まで時間も無いので、このまま行きます。(^_^;)
時間が無いのでのっぺらぼうで行く・・・と行ったキャリパーですが、見ているとやはり寂し過ぎるなぁ・・・。と言うコトで、ディテールを追加。 ディテールを追加したからと言って、より実車に近づいたかと言うとそうでもないのが私流。(^_^;)
いいんです。自己満足ですから。(^_^;) つーか、これでさらに完走に赤信号が・・・。(^_^;)
キャブレターはどうやらCRキャブっぽいので、アオシマのゼファー改用を流用します。そのままではキャブの口径が小さ過ぎるので、4ミリのパイプで口径のツジツマをあわせます。 キャブそのものが小さいんちゃうんか!?と言う疑問はこの際無視です。 なんつっても時間がありませんから。(^_^;)
ベースにしてるCB750Fのエンジンはスプロケ回りはカバーが付くので、それを外しちゃうとのっぺらぼうなんです。さすがにそのままでは寂し過ぎるので、エンジンの左側デッチあげます。 一応、資料を参考にしていますが、腰下がCBXとはまったく違うCBのままなので、この辺りが限界です。(^_^;)
あと、空いたスペースにはシフトリンゲージのシャフトが来る予定。
ステップ周りを作ります。
フレームへの基部をプラ棒から削り出し、そこへRGBのプレートを加工して付けました。 シフトペダルはプラ板から切り出して製作。
ステップは2.5ミリ(だったかな?)のプラパイプの先端を斜めにカットしただけ。
ホントはローレット加工してるんですが、そこまで再現してる時間もないので。(^_^;) ま、これでもタミヤのキットよりはマシでしょう。(笑)
シフトリンケージは真鍮線・真鍮パイプ・プラ棒で製作。 塗装後は固定しちゃいますが、今のところ意味もなく可動します。(^_^)
反対側のステップ周り。 プレートとブレーキペダルはRGB流用。 マスターシリンダーはNSから持ってきました。
フロント周り。 オイルクーラーはRS1000用を縦幅を詰めて使用。 シュラウド(?)は透明プラ板(なにげに懐かしい響きだ・・・。(^_^;))を使い、ペーパーで擦って半透明っぽくしました。 トップブリッジはRGB用。 ハンドルの垂れ角と向きを変えてます。 ついでにアクセルワイヤーのアジャスターを追加しました。 フロントブレーキのリザーバータンクはプラ棒の組み合わせで製作。 タコメーターはRGB用をベースに製作。
シートカウル下にあるイグナイター(?)を作りました。 ヒートシンクはエッチングノコで切り込みを入れて再現。 本当は薄いプラ板で貼っていくのがリアルなんでしょうけど、そんな根気はなっしんぐ。(^_^;) 少々いびつですが、ないよりはマシってコトで・・・。(^_^;)

シートスポンジを作ります。 1ミリのプラ板から切り出しました。 本当のスポンジかゴム板から切り出そうかと思ったのですが、実車のシートスポンジの色が黒ではないのでプラ板で製作。 若干薄いような気もしますが、細かいコトを気にしては頭頂部が薄くなるので考えないことにします。(^_^;)

うえさん、頑張れ〜。 プロポーション、最高にかっこいいよ〜。
会場にはハッチ様!もお見えになるみたいですね!
コチラはギリで間に合った?みたいな〜(笑)
(ハリ〜)

ありがとうございます。 なんとかなんとかなんとか・・・間に・・・。(^_^;)
この後の更新で明らかに!(笑)
ハリーさんは間に合ったんですね♪ 会場でお会いするのを楽しみにしています。(^_^)

エアブラシで塗装が終了したパーツ。 ここからはエナメル塗料でチマチマと筆塗りしていきます。 マスキングが苦にならない人なら、もっとエアブラシ塗装の領域が広いんでしょうけど、私的にはこの辺がエアブラシ領域(?)の限界です。(^_^;)
塗装の完了したパーツを組み上げていきます。 雰囲気出てきた・・・ような気がします。(^_^;)
この地点では細かいパーツはまだ付いてません。 そして、この辺りから締切に間に合わすために製作に必死になって、途中の写 真が少なくなってます。(^_^;)
カウル類を研ぎ出します。 ・・・と言っても、いつものようにデカールの段差を消すところまで削りません。 今回はクリアー層の厚みに自信がないので、艶を整える目的で研ぎ出します。 2000番のペーパーの後、タミヤの粗目コンパウンド、仕上げ目コンパウンドと進み磨きました。 ハーフカウルなのでアンダーカウルがない分だけ、いつもよりは楽だったかな?(笑) 研ぎだし後はエナメルのフラットブラックを筆塗りしておきます。
カウルの裏側の乾燥待ちの間にシャーシに細かい部品とパイピングを追加していきます。 電装類の配線はまったく分からなかったので、プラグコード以外はオミットしちゃいます。(^_^;)
そのプラグコードですら、プラグからの行き先が嘘っぱちなのは、ここだけの話です。(^_^;)
フレームとタンクの緩衝ゴムはゴムの薄板から切り出し。 実車とは全然形も違うんですが、「実車と同じ素材を使った」という低レベルな自己満足です。(^_^)
こういうところを楽しむのも模型の楽しみのひとつですし〜。(^_^)
アッパーカウルにインセクトピンを埋め込みます。 カウルのスクリーン下の部分の強度がないので、折れそうになるのを堪えながら慎重に行いました。 あとはカウル類を装着して完成です♪(≧∇≦)

今回はエントリーが遅くなり、ギリギリのスケジュールでの参加でしたが、なんとか間に合った良かったです。 終盤は時間に追われ、作業が粗くなった部分もあるにはありますが、時間に終われてなくても大差ない仕上がりだったでしょう。(^_^;)
資料が少なかったこともあり、難航した部分もありましたが、たくさんの方から資料提供をして戴いたり、また副材料や素材の情報を戴いたりして助けていただきました。 本当にありがとうございました。(^_^)
そんなこんなで、どうにかこうにかなんとか完成しました。(^_^)v
不満のある個所もあるにはありますが、本人的にはZERO-X7に見えるものが出来たので素直に嬉しいです♪ それに完成しちゃうと、なぜか粗が気にならなくなってくるから不思議です。(^_^;)
もてぎに行くまでに壊さないように気をつけます。(^_^)
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