Entry No.56
SUZUKI
' '75 Harley-Davidson 250 GP

AOBAあらためSUZUKIと申します。
今回で3回目のM_GP、楽しんで参加します。
今年は、 Walter Villa がHarley-Davidsonの250CCでGPを戦い優勝したバイクを制作しようと思います。
キットは悪名高きPROTARです(笑)
資料を集めているのですがなかなか集まりません。 その少ない資料で検証してみるとこのキットは どうやら'75ものなような、、、、。あまり資料が揃いすぎると 首を絞めかねないのでこのへんで制作をはじめます。
プロターでもこのキットの出来は良いようです。
先ずはフレーム・・・大丈夫そうです(笑)メタルで出来ています。 バリをとってワイヤーブラシなどで磨きます。 上が磨いたもの
スィングアーム、これもメタルで出来ています。
やはり磨き倒して・・・。
リアのプレートを0.5/mm アルミ板から切り出しました。
それらを仮組んで・・・ここまでは順調(爆)
フレームとスィングアームから取りかかりましたが ピボット位置の変更とアジャスターを制作するため、 フレームのピボットにハンダを流し込んで穴を塞ぎました。 アジャスターを0.3/mmのアルミ板で切り出して、スイングアームの 穴も、プラ棒を挿入して新たに、1.2 X 10のタミヤからのジャンクネジ で止められるようにして上から六角ナットもかまして・・・。
スィングアーム
キャブです。コレは手の入れがいがあります。 ヘックスの部分は全て切り飛ばし、0.8/mmアルミパイプに変更し 資料を見ながらキャブケーブルなどの位 置も変更、さらに 上部をエッチングソーで切断後、スロットルバルブを挿入(ステンパイプ) してます。空気取り入れ口も6/mmアルミバイプで作り直しました。
なんの部品か分かりませんがアルミ板を組み合わせてそれらしく・・・。
クラッチはほぼスクラッチなんちゃって、、(爆) エンジン本体も所々変更しヘックス部分は全て0.8/mmパイプに置き換えて 六角ナットも真鍮で。
プロターで厄介なのが、「タイヤがプラを侵す」事です。 下処理をしてから組んだほうが良いでしょう。 そこで、ホームセンターなどで売っている、アルミテープ(0.2/mm厚)を タイヤとの接着部分に張り巡らしました。
フロントフォーク、リアサスなどを作ります。 これもメタル製でキットをそのまま使用しています。 それにしてもホントよ〜出来てます、感心です! それらを組んで、骨組みの仮組です。
資料が揃ってきました。
資料を眺めながらやり直しの箇所やディテールの構築などをあらためて 考えなければならなくなり、万事休す!(爆)
一番気になるところは、クラッチです。早速作り直しです。 2.1/mmのアルミパイプにプラ棒を通 し、六角真鍮ナットを合体。
次にフロントフォークですが、プロターのメタルは初めてなので どうゆう特性か分かりませんでしたが、ピカピカにしても数時間で 黒ずんできます、、、。フォークとシールドは旋盤でアルミ棒から削りだしました。 シールドの形状はキットとは若干違っているようです。
可動します。
マフラーに取りかかりました。 形状の直しなどをパテの代わりに黒の瞬間でやってみました。 サクサクと削れますし、なかなか良いようです。 テールパイプも2/mm の真鍮パイプに置き換えて、マフラー全体の 長さを調整します。 溶接痕は0,5/mmのプラ棒を巻いて、ペーパーでならした後 タミヤの攪拌棒で押しつぶしてそれっぽく・・・。 バネを止めるストッパーもプラ板から作り直します。
エンジンを汚しも入れて塗装し、フレーム、スイングアームなどは セミグロで塗装し、クリアーをかけてます。 ワイヤリングも施して、少し見えてきました・・・! 分からなかった部分はどうもジェネレーターのようです。
前回アルミでフロントフォークなどを制作しましたが、リアのサスもこの際、同様に制作します。ケースは7/mmアルミ棒を旋盤で形作り、シャフトは1.0/mmのステンパイプを使用し パイプの中に0.7/mm真鍮線を通します。上下取り付け部分はプラ棒から 削りだし、その真鍮線と合体。バネはキットものを塗装して使用してます。 一番右がキットのもの。
スイングアームのピボット位 置の変更をした事なので結局 キットのものより全長は2/mm短いサスになってます。可動しません。 前後のブレーキ回りを作りました、金網やアルミ板などを使用してそれなりに ディテールなどを上げてますが、ネジがちょっとオーバーサイズかも・・・?
ここまできたら仮組です!
これから大変な事がおこる事も知らないで・・・(爆)
そろそろ全体が見えてきましたが、今回もこまごましたものを制作します。 これはダイナモでしょうね、アルミから削りだして、キットのものと ドッキング。フレームの取り付けは、資料を見てみると、ど〜も ゴム板で止めているようなので、拘って0,5/mm厚のゴムを巻いて 真鍮の六角ナットで固定しフレームに瞬間で接着。
リアブレーキのリザバータンクも形状が全く違うようなので これもアルミを削りだし、プラ棒、洋白線などを使用して こんな感じ・・・。
チェーンも組まなければ・・・。
スプロケはキットのものとアルミ板を切り出して作ってます。
こんなジグを作ってみました。ドライブとドリブンの距離を測って チェーンをピッタリに、という魂胆ですが・・・。
やっちゃいました!!
キットのスプロケとC社製のチェーンのピッチが合いません(ガクッ)
スプロケは作り直しですね・・・。
両方とも・・・。
しかしハンドル、ケーブル回り、リンク部分など細かい部分ををほぼ制作しチェーンを除いて出来上がりました。
あまり写真とってません。
ほぼ作り直しているのですが・・・。(爆)
前回ピッチの問題があった、スプロケを作り直しをしました 。
さてさて問題の外装部分に取りかかりました。 どうしようもないタンクをケミカルウッドから削りだそうと まずケミカルウッドの手配です。以前、試供品を送って頂いたケミカルウッド壱番点からケミオレンジを購入。
初めての事なのでどうしようかしばし検討しましたが とりあえず、Illustratorでタンクをトレースしたものをカットします。
サイドを削って・・・。
サクサク削れるので削り過ぎに注意!
中もうまくフィッティングできるようにひたすら削ります。 リューターと#180のペーパーで形を出していきました。
初めてにしては上出来かなぁ?
こんなにプロポーションが違ってます。
ケミウッドが予想以上に工作がしやすいのでこれからの 必需品になりそうな予感です。
さぁ次はカウルの変更とスクリーンのバキューム、チェーンの完成 デカールの制作・・・。
まだ少々かかりそうですね・・・。
タンクの仕上げですが、ケミウッドの下地をしっかり作って、サフェをやや厚めに 塗って、その上から、ホワイトを塗ってます。
大丈夫そうです。
エア抜きも作ってます。
5mmのアルミ棒からフューエルキャップを作ってみました。
なかなかいい感じに出来たのでは・・・。
チェーンも組み終わり、これで大丈夫なはずです。(たぶん)
オイル汚れを施して、ピンの部分は削って、光らせてますが 分かりづらいかもしれませんね。
カウルのプロポーションも違ってますので変更して スクリーンも5mmほど詰めてます。

仮組みをしていて、何だかホイールが重い感じがしていてました。
ナニが違うのか・・・。
違ってました、キャストの形が・・・。
穴の開き方がもう少し大きいようです。
カッターで削りなが程よい大きさに広げてみました。

最終仮組み。
あと一息・・・!
いよいよ追い込みです。
デカールも作り、カウルの塗装もしました。イエローとオレンジとレッドを 調色しました。
タンクを止めるゴムのベルトを制作します。
0.4mmのステン棒をループにしたところに、0.5mmのゴム板を 適当な長さに切って、あいだを通 し、裏から瞬間で接着。
スクリーンもバキュームする予定です。これはOW20もバキュームするので 最後に一緒にやるつもりです。 いつもの簡単型です、直接スクリーンに5/mm幅でカウル内で 止めれるように、プラ板を巻いて、表から厚くサフェを吹いて裏から パテ粘土をいれてます。
  そんなこんなで全てのワイヤリングを終わらせて、 スクリーン以外は完成でしょうか。



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