今年もヨシムラマシン、AMAスーパーバイク仕様のGSX1000S刀を作ります。 去年のGSに比べ、資料がほとんど無い状態なのですが、基本的に足周りが共通 なのでなんとかなるでしょう? 締め切りに間に合うよう(去年はラップ遅れ)、頑張ります。
フレーム 余分な部分を切り落とし、シートレールを支える部分を「く」の字に加工します。 この上部にリヤサス取付部が付きます。 前側のエンジンハンガーも切り取り、エンジンを載せてから再度取り付けます(こうしないとエンジンを後乗せしにくい)。
ヘッド部 楕円の穴を2つ開けます。 しかしオイルクーラーが付くとほとんど見えない・・・。
フロントカウル カウル開口部が大きく抉られています。 片側は未加工です。
ヨシムラエンジンらしく!
CDIカバーをプラバンから削り出します。
ヘッド周りもキットでは省略されているので、追加工作。
更に! シリンダーヘッドのフィンに穴を開けます。
フィンの幅が狭いので、慎重に開けないとフィンを欠いてしまいます。
三つ又の製作 まず、1mmプラバンに線を引き、先に穴(3.4mm)を開けます。
切り出してからの穴あけは、多分無理です。
同じものを4枚切り出し、1枚だけ型を削り出します。
それを削り出していないベースに貼り合せて、型を整えます(上下2セット)。
アッパーは、センターのみ0.8mmプラバンを層積。
そのサイドを斜めに削ってから接着します。
アンダーは、同じくセンターに1mmプラバンを層積し、下側のフォーク穴部にも1mmプラバンを貼って型を整えています。
フォークピッチは、RGB500のベースキットに合わせています。
車体周り。
前作のGS1000Sと共通部品が多いので、去年より楽勝と思っていましたが・・・、甘かったです。 作り直すパーツが多く、やれどもやれども進みません。 リヤサス以外の出来上がったパーツをフレームにセットしてみます。
アンチノーズダイブ部。
一旦ボトムケースより切り離し、さかつう製金属パーツとプラ棒でディティールアップ。 今年は、少しオフセットして取り付けました。
リヤホイール。
ねこぱんちさんより、自作ダイマグと3枚下ろしタイヤを頂きました。 タミヤ製より実車に近いイメージです。
フロントホイール。
ディスクキャリアも頂きました。 重ね重ねありがとうございます! 前後ホイール共、ハブ部がキットより厚いので、それぞれカラー調整をしました。
トキコキャリパー。
去年同様、カタナカスタムチューンのリヤキャリパーを加工しています。 今回、私を含めて三人が同じキャリパーとアンチノーズを作っていますが、三者三様に違う作り方で、なるほどこんなやり方もあったのかととても参考になります。
スタンド。
洋白線をハンダ付け。 これは簡単。
チェーン。
トップスタジオ製にしてみました。 予想はしていたのですが、スゴく大変! とにかく根気がいります。 プレートのゲート処理に始まり、ジグに両側をセットして(ここが一番難しい)ハンマーで叩いてカシメるのですが、この1サイクルを5〜6回繰り返します。 ハンマーで叩くので、ジグが反り返ってきて後半は更にセットしにくくなります。 ちなみに私は5時間かかりました(多分かかり過ぎ!) いい組み立て方法はないですかね? しかし完成すると最高です。 スプロケットはプラバンから切り出し。 43丁でした。
仮組み。
フロントインナーチューブは、ホンダエンジニアリング製の3.35mmステンレス棒。(実車は40mm) ボトムケースに3.4mmの穴を開けるのですが、ピンバイスでは限界です。 やはり最後はクラックが入り、少し表面 がねじれてしまいました。 強制的に瞬間接着剤を流し込んで固定しました。
アライメント。
今現在、リヤサスは爪楊枝・・・。 でも雰囲気は良さそう。
ラストラップ! なんですが、今現在の姿。 まだホンダエンジニアリングよりリヤサスが届いてません。 よって未だに自立できない状態・・・。
エンジン 。
フロントフォーク。去年のGSと同じ作り。
フロントホイール。 ねこさんより頂いたディスクキャリアをクリヤー系塗料で塗装。 見る角度によって茶色がかって見えます。
リアサス。
届きました!ホンダエンジニアリング製削り出しリヤサス。 スゴイ精度です。下側の華奢なピロボール状の受け部は洋白線やプラでは絶対に強度がでません。
あとはサスペンション本体とリザーブタンクをつなぐ部分をプラバンで作ります。
また今年も・・・ 去年に引き続き間に合いません(泣) 何とか1周遅れでゴールしたいです・・・。 とりあえず現状。
ホンダエンジニアリング製 モトフォックスリヤサス、銀と黒ばかりのバイクなのでいいアクセントです。
ゴール!!!!!
またしても周回遅れでしたが、なんとかゴールにこぎつけました。
去年より楽勝と思いきや、とんでもなかった。 やっぱり全部が見えてしまうスーパーバイクは手を抜く箇所がありません。
まだもう少し手直しと追加工作をしてモテギに持っていきます。
ハア〜、疲れました。
今年も多くの方の協力を頂きました。 ホンダエンジニアリング本田さん、ねこぱんちさん、WackyBeeさん、皆さんの協力が無ければ絶対に完成しませんでした。 本当にありがとうございます。


ステアリングダンパー付け忘れています・・・。


ステアリングダンパー付けました。 これで本当にフィニッシュ!


画像では分かりにくいですが、スウェード地のシートの質感表現に拘りました。 外装のツヤとシートのツヤ消しがいいコントラスト。


スクリーンはエンビ板のヒートプレス。 分厚いキットのスクリーンから変更することによって、かなりシャープになります。


リヤブレーキ周り アップする直前に作ったので、ぜんぜん丁寧に作ってません。 マスターの固定もうまくいかず・・・。


エンジン&CDIカバー

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