主催者Maxです。
主催者だからといって高みの見物じゃ、茂木で皆さんと一緒に盛り上がれないので、主催者(オフィシャル)らしいアイテムでエントリーします。

車種は鈴鹿のマーシャルバイクNR750です。
1990年夏、8耐で姿を現したその真っ赤なバイクの衝撃はいまでも印象に残ってます。

皆さんの模範となれるかどうか・・・。

キットはタミヤです。 サラッと作るつもりだったけど、実車と比べると色々違うんですね。
鈴鹿のマーシャルバイクはプロトタイプでしょうか?
※使用キットはタミヤ1/12

まずはフレームから。 一体化されたマフラーを切り取り、パーツ表面 を磨きます。 実車はバフ掛けされているようなので、クレオスのメッキシルバーで仕上げます。

マフラーを切り離したり繋いだり・・・。 溶接痕も追加しないと。
カウリングの摺り合わせです。
捨て吹きの黒を吹いてペーパーあてていきます。
パーツのひけの修正、省略された部分も作ります。
最終的には蛍光色で塗装するので、塗膜が厚くなることを考慮してエッジを立てて、表面 を大げさにペーパーあててます。
カウルの合わせは実車並みになりました。
ラムエアダクトをカウルとドッキング。 キットでは省略されているんですよね。 この部分の資料が見あたらなかったので、ぴったり繋いだだけで形状は想像です。

いよいよ塗装です。
サフを吹くと塗装がボテって感じになるので(先入観です)
隠蔽力最強のシルバーを吹いて下地にします。
乾いたら、傷のチェックをして、クレオスの白にちょっと蛍光ピンクを混ぜて塗装します。

文章にすると簡単ですが、ここまで2日かかってます。

マフラーです。 溶接部分に伸ばしランナーを貼付て クレオスのメッキシルバーを塗ります。 特製の茶色で汚します。
チェーンの塗装です。 ゴールドチェーンもメッキシルバー+クリアイエローで塗装後 プレート1枚ずつマスクグゾルでマスキング。 マスクグゾルは爪楊枝でボテっとのせるだけです。
ゾルが乾いたらガンメタを吹き、あとはマスクグゾルを剥がします。 ガムテを押し当ててくっつけると一気に剥がれます。
※テープを使って剥がす場合は下の塗装まで持って行かれないように気をつけます。
塗装の終わったパーツを組み付けます。
右側のステップまわり 一体化された箇所が多いですがチェーンの塗装と同じように マスクゾルでマスキングして塗装しました。
まずは外装。 「M」はカラーデカールをパール塗装して切り出して、他のロゴはアルプスでちゃちゃちゃと。
シートカウルの「NR」のステッカーはタミヤデカールの上から金のラインだけ貼付。
テキトウにトレースしてプリントしたもんだから、切り刻んで強引にあわせました・・・。
(1時間くらいロスした)
Fカウル。
実車はライトの上までスクリーンが伸びてるんだけど、キットは途中で分割されてる・・・。
どうやって一体物にみせようか・・・。
このあたりが、このキットの最大のトラップだな。
スクリーンにはガイアの蛍光クリア使う予定だったけど、塗っても何の変化もないのでパス。クレオスのクリア系で紫色作ってプシュ。こんな感じだろう。
魔法のクリア(うそ、ただの99原液)のおかげで、約2時間で研ぎ出しです。もう1回クリア吹いて一晩おきます。
実車のHONDAのロゴは蛍光レッドみたいなんで、アルプスで試行錯誤しながら明るい赤のロゴをプリント。
マフラーのガードのあたりは、Mr.カラースーパーメタリックシリーズのスーパーアイアンで塗装し、アドラーズの丸プラスのLを差し込んで、雰囲気出してます。
外装のクリアが乾く間に、小物をちゃちゃっと。
ああ、ワープしたい。
#56 SUZUKIさんのコメント「これが性というものでしょうか・・・ねぇ〜?」が、頭をよぎる・・・。 このキット作った人ならお解りいただけると思いますが、やはり、削るしかありません。 だいぶ削ったんだけど、すでにパーツはヘロヘロ状態、しかたないので墨入れして終わり。
これが性というものでしょう。 マフラーエンドを作り直します。(実車はもっと太い) 旋盤など持ってないので、電動ドリルとヤスリで作ります。
5ミリのアルミ棒をガリガリ・・・。 人間やる気になりゃなんだって・・・。
模型づくりにトラブルはつきもの。
Rディスクを薄くしすぎ、パーツはバラバラ。おろろーん。
こういう事態のリカバーが腕の見せ所だーい。
悔しいからアルミ板で再生!
Fディスクは、穴空けてメッキシルバーで塗装後、汚しただけ。
作ったパーツを組み上げて、おおバイクになった。
素組っちゃー素組ですが、これくらいでお許しを。
(モデラーGPなんだから、もう少しカッコつけたかったんだがなぁ〜)



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