もうゴールしている人がいると言う今頃になって、ようやくエントリーします。
モデラーGPチキンレースの常連、うえさんです。(^_^)
今回のお題は「YAMAHA YZR500 '86 平忠彦 日本GPVer.」です。
平忠彦が'86年に当時日本グランプリと呼ばれていた全日本ロードレースの最終戦で優勝したマシンです。
マシンチョイスの理由ですが、これはいつもと同じく、好きなライダーの好きなマシンであること。いつか作りたいマシンであったことです。 あと「日本GP Ver.」にこだわった理由ですが、当時、日本人ライダーはGPライダーにまったく歯が立たず勝てない日々が続いていたのですが、そのうっぷんを晴らすかのごとく平がガードナーに勝利したレースですごく嬉しかったことと、マールボロカラーよりもストロボストライプのYZRの方が好きだからです。(^_^)
スクラッチに近い製作になりますが、技量もセンスも貧困状態なので、いつものごとくリアルを追わず雰囲気重視のなんちゃって仕様でいきます。
今年は仕事の関係で製作時間があまり取れないのでゴール出来るかどうか怪しいのですが、なんとか完走を目指します。(^_^) 。
まずは私的に一番の大きな違いである・・・と思い込んでいる、ホイールを作ります。
・・・と言っても、以前別の作品を作った時に製作したマービックホイールを複製しただけなんですけどね。 複製も「出来る」だけでキレイに出来ないんで部品の精度はめっちゃ低いんですが。。。(^_^;)
このボロボロのホイールを成形するだけでかなり時間が掛かりそうです。。。(^_^;)
とりあえずバリ取りだけしたホイールをベースにするOW70に履かせてタタキ台を作ります。
タタキ台・・・つーよりも単にOW70の仮組にしか見えない辺りが素晴らしい。(^_^;)
まあ、'80's中盤のYZRを作ろうと思った時の定番ベースキットではあるんですけどね。
カウルもつけてみます。 これでストロボカラーに塗装すれば86っぽく見えなくもないですね。 つか'86YZRだ!・・・と言いきってしまう手もあるんですが、さすがにそれではモデラーGPにエントリーしてる意味もないので、頑張って作ることにしましょう。(^_^;)
OW70のカウルをベースにすると側面 は似てるので大きな加工は要らないように感じるのですが、カウルの幅が細すぎるのがネックです。 私のイメージでは'86YZR(以下OW81-B)のカウルはデブッチョなのです。
カウルの幅を変えるのは意外と面倒。
それに側面のイメージが近いがゆえにベースに引っ張られて上手くラインを出せない可能性も大です。 なにせ私のデッサン力は小学生並みですから。(^_^;)
OW70のカウルに替わってベースの候補に上がったのは、幅のイメージが近い'86NSR500のカウル。
同じ年代の同じような車体構成のマシンだけに全体的な大きさが同じなんでしょうか? 幅のイメージだけならOW70よりもマシなような気もしますが・・・。
幅のイメージは近くてもNSRです。
当たり前ですが、側面はまったくの別物。
これをどうやってYZRにするか悩みます。
側面のイメージを優先するか、幅のイメージを優先するか・・・。
どちらを選ぶか悩んでしまいます。 ・・・が、どちらを選んでもイバラの道なのは言うまでもありません。(^_^;)
ベースが無くてもスクラッチ出来るほどの技量があれば、こんな悩みも持たずに済むんですが、そんな技量 もナッシングなので、とりあえず悩むことにしましょう。(^_^;)
悩んでいてもOW81-Bになっていかないので、とにかく手を動かします。(^_^;)
まずはフレームから着手。 とりあえず右側だけ作ってみます。 キットのフレームにエポキシパテを盛り、思いつくまま気の向くまま削ること数十分。
「メインフレームっぽい何か」の右側だけが出来上がりました。 そこへ資料を見ながらプラ板の積層から「なんとなく形にしたエンジンハンガー」を接着します。 さらにビボット周りは瞬間接着パテを盛り、とりあえず第1段階・・・的なノリで形にしました。(^_^;)
タンクはキットのタンクを適当にカット。
この段階ではフレームのバランスを見るための治具の役割で使っているので、形を出しに行っていません。
フレームがデルタボックスっぽくなってくると、なんとなくOW81っぽい雰囲気が出てくるような気がします。 気のせいかもしれませんが。。。(^_^;)
カウルはベースにNSR500を使用。
こちらもまずは右側から作ってみます。
これも思いつくまま気の向くままにプラ板を切った貼ったしながら成形。
第1段階として出来たのが写真の状態です。
う〜ん。。。
これでも資料を見ながら作ってんですけどねぇ。。。(^_^;)
なんとなく全高が足らないような気がしたので、延長するためにまずはバッサリとブッタ切ります。
こういうカットの作業を行う時は、本当に斬鉄剣が欲しいと思ってしまいます。(^_^;)
一応、平行を気にしながら作業しましたが、正直、適当です。(笑)
カットした部分に3ミリ幅のプラ板挟み、全高を延長。さらにNSRカウル側面 のエアアウトレットもプラ板で塞いでしまいます。それにしてもツギハギだらけですね。(^_^;)
ツギハギの分だけ形を修正してるので、ここまででも相当時間が掛かってます。 この修正の多さがデッサン力のなさを物語っています。(^_^;)
で、ツギハギが多過ぎてアウトラインがまったく判らなくなったので、一度サフを吹いて形状を確かめてみます。
サフを吹いたカウルをセットして、仮組してみます。
NSRっぽさはずいぶんと消えましたが、まだYZRにもなってない・・・ってカンジでしょうか?(^_^;)
まあタタキ台だと思えば、必要にして充分だ・・・と自分に言い聞かせて作業を進めることにします。(^_^;)
タタキ台・・・とか言ってますが、左側はまだこんな残念な状態です。(^_^;)
右側の形がある程度出来てから作った方が少しでも労力を減らせるかなぁ?・・・と思って、あえてこの状態で進めてます。 道程は果てしなく長そうです。。。(^_^;)
一見、単純そうに見えて複雑なラインに悩まされそうなシートカウル。 たぶんRS250RWを作った時と同じように、ここで一番時間を食いそうな予感がたっぷりしてます。
本来は図面でも引いて確認するところなんでしょうが、図面を引いても図面通 り作れないと意味が無いんで、まずは何も考えずに芯になるOW70のシートカウルにエポパテを盛ります。(^_^;)
チャンバーの膨らみ部分は後でさらに盛りますが、まずはアウトラインをここから削り出していきましょう。
リューター、ヤスリを駆使して延べ3日間(実質作業6時間程度)作業してタタキ台を作りました。 シートの座面から前は一度切り離して幅を広げてます。 仮組した時にそうしないとつかなかったんで。。。(^_^;)
それにしてもシートカウルの幅がまったく不明です。'85なら真上からの写真があるんですが、'86に関しては真上からの写 真がないんですよね〜。
ちなみにOW81-Bって呼び方より'86YZRの方が語感が良さそうなんで、以後は'86YZRと表記することにします。(^_^)
まだタタキ台の段階ではあるんですが、イメージから遠すぎます。
やはりここで一番時間を食いそうです。 タイムリミットまであと1ヶ月。
・・・かなりピンチ!!(^_^;)
今回の作品はスクラッチなもんで、パテを盛って削っての繰り返し。 労力を省くためにリューターを駆使してるんですが、粉塵でハウスダスト症候群のようになってしまいました。(^_^;)
鼻水を垂らしながら削り作業をするのもツライので粉塵対策に簡易集塵機を作りました。 本体はCD用の収納BOXを適当に切って製作。 その中にキッチン用水切りのメッシュを切った貼ったしたモノを作業台として設置。 横から掃除機のホースを突っ込んで完成♪ 製作時間 約30分。 総制作費210円!!(掃除機は除く) 集塵機本体の材料は100均で揃えたんで、この値段で済みました。(^_^)
早速使ってみましたが、結構吸い込みます。 粉塵も思った以上に舞い上がりません。 これはなかなか使えます!! これで粉塵をあまり気にせずガンガン削り作業が出来ます。 ・・・って、完全に'86YZRの製作記から脱線してますね。(^_^;)
で、その集塵機の中でパテを盛った状態で放置していたフレームの左側をガンガン削ってタタキ台を作りました。 まずメインフレームの部分を形にして、その後、アンダーループ部分を取付けます。 アンダーループはプラ板を切り出したものから製作。 以前なら角プラ棒を火であぶって曲げてたところですが、最近は知恵が付いたようで、実はプラ板から切り出した方が早いと気づきました。 これを成長と呼ぶのでしょうか・・・?(^_^;)
シートレールへ続くフレーム後端部の立ち上がり部分はプラ板の貼り合わせにパテを盛って成形。 右と左で形と大きさが違うのはご愛嬌ってコトで。。。(^_^;)
タタキ台のフレームにOW70のエンジンとチャンバーを取り付けてみます。 '86YZRになって・・・るような、なってないような・・・。(^_^;)
シートレールは前方部分をプラ棒で作り、後方部分はOW70フレームから切り出しました。 いや、まあ、まだタタキ台だし、現状ではこんなモンでしょう。 ただし、私は知っています。 この後修正していっても、タタキ台からそんなに大きく変化しないことを。。。(爆)
ちゃんと似てくるといいんですが、はてさて・・・。(^_^;)
スイングアームを作ります。
OW70のスイングアームを芯にしました。まずスイングアーム本体と補強を切り離しました。 スイングアームは3ミリ延長して、厚みを1ミリ増しました。補強部分は切り離した部品をゲージにして、プラ板で厚みを増します。前方のボックスセクションはプラ板で箱組み。詳しい説明を書いてるように見せかけて、要はOW70のスイングアームを切った貼ったで作ったってコトを書いてるだけだったりするのは、ここだけの話です。(^_^;)
後で振り返るからこそ、どこを延長しただの書けますが、進めてる時は資料を見ながら思いつきでやってます。
だから、後でバランスを取るときに苦労をするんですけどね。(^_^;)
なんとなくスイングアームが形になってきたんでバランスを見るために軽くサフを吹いてのっぺらぼうのフレームにセットしてみます。 う〜ん。。。 なんかボックスセクションがイメージと違うなぁ。。。(-_-;)
しかしながら、本当に問題なのはフレームの方。 特にビボット周辺は面構成が複雑なんで再現出来るかどうか・・・。 再現うんぬんの前に実車のこの辺りの形状が良く把握出来てないんですが。(^_^;)
ま、最悪、どうしても出来ない場合はうえさん究極奥義、「必殺!!見ないフリ!!」が炸裂するだけなんですけどね。(≧∇≦)
フレームのヘコミ部分をリューターで削ります。 大きさがイマイチ良く判らないまま適当に削ってます。 深さもこれで良いのか!?これでいいのだ!!と自問自答しながらも削ってます。(^_^;)
削りすぎると修正が面倒なので慎重に作業してますが、すでに削りすぎてるような気がしないでもありません。。。(^_^;)
シートカウルもパテ盛って削って・・・を繰り返し、現在はこんなカンジ。 なんとなく'85と'86のハイブリッドになってる気がします。(笑) まあ、まだまだタタキ台の状態なので・・・と自分に言い聞かせておきましょう。(^_^;)
いつまでタタキ台やねん!!と言うツッコミはなしの方向で。(^_^;)
全体の雰囲気を見たくなったので、とりあえずの仮組み。
YZRではあるんですが、年式不明・・・ってカンジですね。(^_^;)
カウル本体はベースのNSRからようやくYZRになってきたかな? まだまだ修正個所は山積ですが、多すぎてどこから手を付けていいモンやら・・・。
ちゃんと'86になるのか不安になってきました。(^_^;)
OW70のパーツの小加工で済むと思ったタンクですが、全面 改修が必要だと判断。 全面にエポキシパテを盛り、タンクを削り出していきます。
OW70のタンクは単なる芯になり、エポパテの塊から削り出していきますが、こうなると気分的にはプラモデルというより彫刻です。(^_^;)
美術部員になった気分でタンクを削り出していきます。 石膏からノミで削った方がカッコ良かったんですかね?(笑)
美術部員になった気分で削りだしたタンクにサフを吹いてバランスを見るために仮組み。
すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが、私の仮組み回数は無駄に多いです。(^_^;)
ついでに言えば仮サフを吹く回数も多いです。 これが牛歩の原因だと判ってはいるんですが、製作スタイルなのでしょうがないですね。(^_^;)
仮組みして気になるところを修正するために、またしてもパテを盛ります。 シートカウルは低く感じたので高くなるように盛り、前方部分も修正。 カウルはハンドル開口部(・・・って呼び方で良いのかな?)後方を修正するためにプラ板で継ぎ足し。
タンクはえぐれ部分をチョコッと修正。 ここからまた地道にシコシコと削ります。
で、削った後サフを吹いたのがこちら。(キューピー3分クッキング風に) う〜ん。。。
タンクが変。
シートカウルを高くしすぎたなぁ。
シートカウルの前方も短いような。。。
ここからまた修正ってーと、大げさだし。 でも気になるし。。
どーしよー。。。(-_-;)
グダグダ言ってても時間のムダだし、どうせ後で気になるんでやっちゃいましょう。
パテとヤスリを駆使して修正。 さらにサフを吹いて様子を見ます。
前の写真と間違い探し状態ですが、これでも時間だけは結構掛かってるんですよね〜。(^_^;)
でも、まあ、私的にはだいぶ良いカンジになってきた・・・かな?(^_^)
ナックルガードのタタキ台を作ります。 カウルにマスキングテープを貼り付け、そこにエポパテを盛り硬化を待ちます。 プラ板の貼り合わせから作ろうとしたのですが、カウルの曲面に合わせられなかったんですよね〜。
ここから削りだす方が面倒な気もしないでもないですが、すりあわせ作業がキライ・・・つーか苦手なんで、結局この方法の方が早い気もします。
急がば回れと言いますし。
回りすぎやろ!ってツッコミはなしでお願いします。(^_^;)
ナックルの削りだし作業も佳境に入った頃、わが心の師匠、昨年も大活躍された「謎の赤ペン先生」から愛のツッコミを戴きました。
で、そのツッコミの中に「カウルのハンドル開口部の大きさ」が含まれてました。
実は私も気になってたんですが、ここをイジろうと思うと大改修になるなぁ・・・と目をそらしてたんです。
・・・が!! 師匠からツッコミを戴いた以上、この現実から目をそらしてはいけない!!
・・・ってことで、ブッタ切りました。 これでナックルガードは使えなくなりました。(^_^;)
一応言っておきますが、決して遠回りが好きな性格ではありません。(^_^;)
ブッタ切ったカウルの高さを1ミリ延長。 結構イメージ変わりました。 延長したのはたった1ミリですが、実車換算だと12ミリですからねぇ。
勇気を持ってブッタ切って正解でした。 背中を押してくれた赤ペン先生に感謝!!(≧▽≦)
'86日本GPのビデオを見ていて、こんな映像を発見。 良く分からなかったシートカウル前方の雰囲気がつかめる画像です。
早速シートカウルを成形します。
成形したシートカウルを実車写 真と同じようなアングルで見てみます。 う〜ん、、、微妙。。。
ま、これでも修正前よりずいぶん良くなったんで、これで良しとします。
つか、そろそろ時間的に妥協していかないと間に合わないんで。(^_^;)
カウルのエアインテークとアウトレットを作ります。 カウルの造形作業の中で一番キライな作業です(^_^;)
資料を見ながら適当に鉛筆でラインを描いて、開口し、プラ板で箱組みしたアウトレットを貼り付け成形しました。
エアアウトレットの大きさ等が違うカンジもするんですが、後で複製する時の強度を考えて多少アレンジしてます。
・・・なんて形を出せない言い訳なんかしてみます。(^_^;)
タンクの下側を作ります。
・・・と言っても、複製したものをムクにしたいがゆえの加工です。
だもんで、本来はフレームに隠れる出っ張り部分があるのですが、今回はオミット。
なんせ時間がないモンで。。。(^_^;)
シートカウルも複製準備。 なんとなく形が出たような気がするシートカウルを縦方向に一刀両断!!
「ふっ・・・。今宵の斬鉄剣は良く斬れる・・・!」と五右衛門ばりにバッサリといきたいトコですが、実際はクラフトノコでセンターを外さないようにチマチマチマチマと切ってました。(^_^;)
なんせ、原型がツギハギだらけなんで、妙な方向に力が掛かると表面からボロボロ崩れていくので気を使いました。
パーツを分割するだけで30分以上掛かってます。
ホント、斬鉄剣の使い手くらいにスパスパ切れれば楽なんですけどねぇ。。。(^_^;)
シリコン型を作ります。 時間が無いのでロクにサフも吹かずやっちゃいます。 この最初の粘土埋め作業がとにかく面倒です。 センスもないんで配置もイマイチだし。。。(^_^;)
粘土に埋める作業だけで2時間以上掛かってます。 なんか表面を整えるのが苦手なんですよね〜。 作業自体は難易度は高くないハズなんですが、この辺りはセンスなんでしょうか?(^_^;)
同時進行でフレーム類の複製も行います。
シリコンゴムが固まるまでの間に、片側だけ出来ていたカウルの反対側もインテーク類を作って仕上げます。
仕上げる・・・と言う割りにはえらく汚い状態ですが、とりあえず複製後に仕上げるってカンジで。(^_^;)
両面の型が出来た所でレジンで複製します。 まずはテストショット。 出来上がったのが写真の状態です。 ・・・・。 きったな〜。(^_^;)
いや、まあ、私の技術じゃこんなモンです。 バリだらけですが、まあ、一応、それなりに形になったのでOK牧場!←最近めっきり死語。(^_^;)
なんだかんだで主だったパーツの複製作業が完了したので、パーツを集めて仮組みをしてみます。 この状態で妙な達成感があったりして、終了モードになりかけたんですが、よくよく考えてみれば、ここでようやく複製前の状態に戻っただけなんですよねぇ。。。(^_^;)
つか、実際にはパーツの歪みがあったり、バリ取りがあったりで複製前からマイナス状態なんですけどね。 フロントフォークなんて、曲がってついちゃってるし。。。(^_^;)
ホントはここからもっと形状を追い込みたいトコなんですが、時間がないので、このまま進めます。 少なくとも「YZRっぽいなにか」には見えてますし。(笑)'86に見せるためには見る人に催眠術をかけなくちゃいけないような気がするのは、たぶん私だけではないでしょう。 締切までに完成させるだけじゃなくて催眠術もマスターしなくちゃいけない状況になってきました。。。(^_^;)
スクリーンの原型を作ります。 アッパーカウルのフチに沿って切り出したプラ板の上にエポパテを盛り、そこからひたすら削り出します。 最初はデザインナイフで削り、ある程度形が出来たらペーパーで180番から順に2000番まで削り、最後はコンパウンドで磨きました。 本当はサフでチェックするべきなんでしょうけど、「たぶん平滑!!」とワケの分からん理由でサフチェックは省略しました。(^_^;)
なんせ時間が足らないモンで。。。
ちなみにこれを削りだすのにほぼ1日費やしました。(^_^;)
出来上がった原型を使って、早速バキューム。 昨年、普通にヒートプレスして時間が掛かったんで、今年は「桃象」を導入。 原型の大きさに比べて塩ビをやたらムダに使ってしまうのが欠点ですが、さすがにバキューム専用工具。 一発で決まりました。(^_^)v
昨年、RSを作った時にスクリーンの失敗作を量産し、不燃ゴミを大量発生させ、地球温暖化を進めたコトを考えれば、塩ビの消費量 も少なくすんでゴミの量も少なくて地球にも優しい結果でした。←そんなおおげさな話か!?(^_^;)
それにしても、今回初めてバキュームを使ったんですが、これってかなり掃除機に負担掛かりますね。 えらい音してましたし。。。(^_^;)
あと、電熱器使いながらなんで、なにげにブレーカーが落ちないか不安でした。 掃除機って結構電力喰いますし。。。(^_^;)
早速スクリーンを仮組みしてみます。
カウルにはバッチリ合いました。 ・・・が、なんかデカイような気がしますが、樹の精・・・じゃなかった、気のせいってコトにしておきます。(^_^;)
なんせ時間が足らんモンで。。。←完成までにこの言い訳を何回使うのか・・・!?(^_^;)
シートカウルにエアアウトレットを追加。
リューター、彫刻刀、ペーパーを駆使して成形。
ガタガタのボロボロですが、「ないよりマシ」の精神で頑張ってます。(笑)
ホントはもうちょっとキレイにしたいトコなんですけどねぇ。。。(^_^;)
ナックルガードはエポパテで大まかな原型を作ってレジンで複製し、それを削りだして製作しました。 フチの部分は黒瞬着を薄く塗って成形。 この状態での見た目はかなり汚いですが、サフを吹けばそんなに汚くない・・・こともないなぁ。。。 たぶん。。。(^_^;)
ようやくカウル類も揃ってきたんで、多少見栄えるように表面 処理をします。 簡単に出来ると思ってたんですが、さすがは粗悪コピー。(笑)
気泡だらけで結構時間を食いました。 ホントはもっとキッチリやるべきなんでしょうけど、ある程度整ったところで、サフ→GXホワイトと塗っていきます。 ホワイト乾燥後、ストロボカラーのパターンにマスキングします。
いつもならマスキング前に一度クリアーを入れるのですが、時間がないので省略。
ちなみにマスキングが苦手かつ嫌いな私はこの作業だけで半日掛かってしまいました。(^_^;)
赤を吹きつけ、カラーリングが進んでテンションが上がってきたんですが、マスキングを剥がしてテンションだだ下がり。 近年まれに見るほどのマスキング大失敗!!(>_<)
マスキングが苦手なくせに慌ててやったんで、あちらこちらで赤がはみ出す残念な状態に・・・。
はみ出した赤を削ったら塗装がボロボロに。。。(T_T)
ホントはシンナー風呂に浸かっていただきたいトコなんですが、時間もないのでボロボロになるのを覚悟で筆でタッチアップ。
ちょっとしたはみ出しならクリアー掛けて研ぎ出せば目立たないんですが、そんなレベルの失敗ではないのでかなり汚くなるでしょうね。(^_^;)
普段のようにマスキング前にクリアをかけてれば、リカバーももう少し楽だったんですが、手抜きしたしっぺ返しを食らった状態ですね。 急がば回れ・・・とはよく言ったものです。(^_^;)
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