今年もエントリーさせていただきました、けんぼーと申します。 昨年は、引越し等のバタバタで時間が取れなくなり、無念のリタイヤとなりました。 今年こそゴールし、昨年のリベンジをしたいと思います。 参加者の皆さん、宜しくお願い致します。 お題は、大ファンのエディー・ローソンの'83YZR500です。 ST27のデカールを使用し、製作して行きたいと思います。
先ずはタンクから。 アーカイヴを参考に、ポリパテを盛っては削りを繰り返し、裏側を再現しました。 これを複製し、使用します。
複製しました。 自分なりには上手くいったと思います。
F/Rディクスを作ります。 始めはキットの物を使用する予定でしたが、かまぼこ形状の穴の開口が上手くいかず、ストックのキットのパーツを使用して二個一で試しに作ってみましたが、これもいまいち。 複製してみたり色々と試行錯誤しましたが、最終的に3mmのプラバンを2枚貼り付けたものに図面 を引いて貼り、切り出してキットのインナー部分とくっ付けて何とか形になりました。 ここまで来るのに、20枚位失敗しました。へっぽこすぎです。 フローティングのカラーは、プラストラクトのφ1.3のプラ棒を挿してから、座繰りました。 Rディスクは、アーカイヴや当時の本で確認すると、放熱穴の開いている物が多く使われているようなので、図面 を描いて穴あけしました。 カラーはプラバン等で適当に。
Rサスは、プラストラクトを始め各種プラ棒でボディー部分を作り、ねじ山はモデラーズのプラグコードのチューブを剥いて巻きつけました。 ツリロンで固定後、ワイヤーブラシで詰まった目をきれいにしました。 スプリングは、φ0.8のアルミ棒を巻き数を合わせて巻き、座面 をやすりました。
ステアリングダンパーは、始め'99辺りのYZRの物を改造して使う予定でしたが、どうもいまいちなので作ってみました。 ボディーをφ2の真鍮パイプ、シャフトはφ1の洋白線、ピロボール他はプラ棒やプラ板の組み合わせで。 キャップ部分(オイルシールの所)のマイナスモールドも、デザインナイフで彫ってみましたが、良く分かりません(汗)。
チェーンは、以前某オークションで格安でゲットしたヒロ製の物を使用します。 ドライブはそのまま使用し、ドリブンはキットの物と二個一にします。 方法は、ヒロのスプロケをリューターのディスクカッターのシャフトに固定して回し、デザインナイフの背側を当ててカットし、同様の方法でキットのスプロケもカットしてから接着。 仕上げは再びリューターで回しながら、やすりました。
Fホイールは、リムとハブはキットの物を使用し、スポーク部分は図面 を引いてから、スポークとリブを1.2mmのプラ板で作りました。
キャブをいじります。 ファンネルはOW48の物を加工し、パワージェットは0.4mmの真鍮線で作りました。 フロートチャンバーと本体の合わせ目を、エバーグリーンの角棒を伸ばして再現し、その他は伸ばしランナーやプラストラクトの丸棒や六角棒で。 スロットルケーブルの基部は、0.8mmの真鍮パイプと0.3mmの洋白板をはんだ付けしました。 下にあるのは、スロットルケーブルが繋がる部品(名前忘れました)をプラ棒とプラ板で。 WAVEのスプリングと一緒に0.5mmの洋白線に挿して使います。
先月まで仕事が忙しくなり、模型に時間を割く事が出来ず、すっかりモチベーションが下がってしまっていましたが、最後まで諦めずにがんばります。 まずはフレームですが、ここまで弄った所で、にしむらさんのボトムリンクサスキットを入手しました。
で、組み込んだ状態がこうなりました。 溶接跡は、伸ばしランナーと流し込み接着剤で再現してみました。
書き忘れましたが、メーターステーやカウルステーの類は、洋白板や真鍮パイプをはんだ付けして作っています。 フロントフォークは、徹底的に切り刻み、インナーチューブをφ3.5のSUSセンターレス丸棒に置き換えました。 使用量100mm弱ですが、最低量の4mで購入です(汗)。 レバー類は、'99YZRのものを加工しました。
残り23時間ちょっと。
現状はこの状態です(汗)。
こんな事もあろうかと、最終日は前もって有給を貰っておきました。
馬鹿です。
とりあえず、今晩頑張れる所まで頑張ります。
結局間に合いませんでした。 折角作ったパーツが、組みつけの際にポキポキ折れまくり、修正にかなり時間を費やしてしまいました。 現状はここまで来ましたが、今日終わるかどうか・・・。 今年は絶対にもてぎに行きたいので、何ラップ遅れようと、意地でもゴールします! もてぎでモデラーの皆さんとお会いしたいです。
前日に完成しましたが、もてぎに参加する事は出来ませんでした(かなりヘコんでます)。
とりあえず完成までをアップします。 カウルは、若干手を加えて、形状をいじりました。 ファスナーを締め付けた際に出来る"えくぼ"を、資料を参考にリューターで再現しました。 スクリーンは、初めてバキュームで自作してみました。
ナックルガードは、型を作ってバキュームで作ってみたのですが、いまいちダルな感じになってしまうので、諦めてキットの物を形状変更し使用しています。 チャンバーは、まず溶接のビードをつける場所にリューターで溝を彫ってから、伸ばしランナーを溝に接着しました。 モナカタイプなので、左右の貼り合わせのビードは盛り上がる様に太目の伸ばしランナーを使用し、長手方向のを繋ぐビードはへこむ様に細めの伸ばしランナーを使用しました。 流し込みタイプの接着剤を塗ってから暫く放置し、その辺に転がっていたステンパイプを押し付けて再現しました。
完成です。
マルボロレッドは、今回フィニッシャーズのMP4レッドを使用しました。 クリヤーは、普段はウレタンを使っていますが、今回は同社のオートクリヤーを使用しました。
カウルは固定してしまったので、タンクを外した状態で。 YPVSのプーリーも、プラバンで作りました。 ワイヤーの基部は、洋白板と真鍮パイプで。
アンチノーズダイブ関係の部品は、コトブキヤのスプリングや六角プラ棒等で。 ボルト類は、全てT2Mを使用しました。 タイヤは、走行後の状態を再現しようとリューターで削って荒らしてみましたが、上手くいきませんでした。
YPVSのサーボモーター周りも作っておきました。 一応シリンダーのプーリーと繋げておきました。
リヤブレーキのマスターも徹底的に切り刻み、T2Mのフィッティングや洋白線、プラ棒等で作り直しました。 チャンバーの膨張室は、プレス成形時に出来るシワをリューターで削って再現しました。

何とか完成しましたが、いったい何ラップ遅れなのでしょうか(大汗)?
昨年リタイヤのリベンジにもなっていないですね。
来年はきちんとゴール出来るよ頑張ります。 最後になりましたが、MAXさんを始め参加されたモデラーの方々に感謝いたします。 ありがとうございました。
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