Entry No.10
ひでボーさん
'02 Honda RC211V Fortuna Moto-GP / 加藤大治郎

ひでボーです。 今回初めてEXクラス参加させて頂きます。
皆様お手柔らかにお願いします。
車両は'02年、大治郎選手が乗ったRC211Vです。
出来上がりは↑こんな感じを予定してます。

今回初めてエッチングを組込む事にしました。
完走できるよう頑張ります。

まずは、シートカウルから。
タミヤの'03ポンスと'02のハイブリッドです。
輪郭をトレースする道具を使い'02シートのストッパー部のアールをコピーします。

'03からシートストッパー周辺を切断し、 輪郭を写し加工に入ります。

'03のシ−トが加工出来たので合わせてみたのですが、幅が02より約1mm足りない事が判明!
'03を切断し1mmプラバンを挟んで再接着。最後はつなぎ目に 溶きパテを流し成形して終了。
シ−トパットは'03にプラバンを3mm足して接着面側を斜め に削りました。


タンクカバーの加工に移ります。
加藤選手のタンクカバーは短いので、また02と03ポンス のハイブリッドで対処します。
前側を'02、後側を'03で。
タンクキャップ前の適当な位置で輪郭をトレースします。


まず元の形状です。 右が02モデルで左が03ポンスです。

トレースした輪郭をプラバンに写し切断位置決めの 治具を作ります。

治具を使いそれぞれのタンクを切断し 再接着します。

完成したタンクです。 右が02加藤選手用ショ−トタンクです。 左が残ったパ−ツで作った03ロングタンクです。

次はインナータンクに移ります。 タミヤの製品は良く出来ていますが、タンクの裏側に残念な穴が有るのでこれをプラバンにて塞ぎます。
'02後半仕様は容積が増えたのか?形状が変わっており、この部分もプラバンにて再現します。
追加でドレンプラグ部もつくります。
次はフレ−ムに移ります。
ステッププレ−トを切断する前に、漂白剤風呂にて メッキを剥がします。

メッキが剥がれたので、左右のステッププレート を切り離します。

スイングア−ムの加工に移ります。
チェーンアジャスタをエッチングに換える為の 加工を施します。
ついでに裏側を簡単に塞ぎます。0.3mmプラバンを 貼って角を整えて完了です。

外装の加工が大体出来たので、仮組して自立させてみます。
この先は、各パ−ツ毎に塗装して行きます。

現在はシャ−シとエンジンの 塗装をちまちまやってます。
オイルク−ラ−に冷却ラインが無いのでプラ棒で 追加しました。
水冷のラインには固定バンドを モデラ−ズのプラグコ−ドの芯0.26mm針金にて 表現しました。
まぁ外装付けたら見えませんが。

リヤショックとインジェクターの塗装が終了しました。
シルバーの部分はMrカラーのメッキシルバーを筆塗り しました。この塗料初めて使ってみましたか凄いです。
粒子が細かく筆でもピカピカ!アルミ削りだしパーツの 表現にはもってこいかもしれません。

クラッチとフロントフォ−クの塗装が終了しました。
クラッチにはエッチングにて、フロントフォ−クは オプションパーツにエッチングでディテールアップ しました。

ラジエターの塗装が終了です。ここもジョイントパイプに0.26mm 針金にて固定バンドを再現します。

チェーンがほぼ組み上がりました。今回はモデルファクトリーヒロ の物を使用しました。取説にはハンダごてを使うよう書いてありますが、テクがないのでピンバイスに虫ピンとライターで頑張りました。ゲージが3列有りますが2列と2本で間に合いました。 1列片側大体1時間程組み上がりました。こつは虫ピンを熱したら少し待って駒に当てれば簡単に固定出来ます。

エンジンがほぼ終了しました。 冷却パイプの一部がまだ塗装してませんが、 フレームに積むまでにはやっつけます。 配線はまだしていません。

反対側からの画像です。 エンジンが出来たと言うことでさくーっとハンガーを 作って見ました。ワークスみたいにはいきませんが 良しとしましょう。

前後ホイールですが、ステッカーを貼ろうと思ったのですが 自分の愛車YZF-R1に使ったホイールテープが僅かに余っていた 事を思い出し、あちこち探して見つけ幅1mmで切り出して 貼ってみました。ライトを当てると反射します。これいいかも

加藤選手用のステッププレートを取り付け、ブレーキペダル を仮止め。やはり位 置が合いません。

マスターシリンダーとペダルを切り離し増す。マスター側には アドラーズネストの六角ボルトを加工してスケールに合った形状 の物を付けました。

加工が済んだペダルを仮組してみます。 まあまあかな。

外装の塗装を開始します。 今回は下塗りのサフは省略します。先ずは赤ですが タミヤの缶スプレーのTS49ブライトレッドを容器に 移しエアガンにて塗ります。

実車は蛍光色なので、次にタミヤの缶スプレー36蛍光レッド をエアガンにて塗ります。しばし乾燥なので車体の細かい パーツをまたやっつけに移ります。

カーボン素材が剥き出しのパーツにST27のFP003を 張り付けました。シートレールが一番手こずり2時間 掛かってようやく形になりホッと一息。

外装のシルバー塗りました。 タミヤのX11クロームシルバーを使用したのですが ちょっと粒子が荒かったみたいです。いろいろ銀を 調べておくべきでした。 この後はタッチアップしてしばし乾燥です。

リアショックのアッパーマウントナットを 小加工しました。完成の際はちら見しか 出来ません。

リア周りが完成です。ただしチェーンガードは フレームにリアを組み付け後に取り付けます。 後、以前の投稿でチェーンに関し誤りがありました。 駒数が丁度と思われましたが、ピンが1つとプレート が表裏合わせて2枚多かったです。

メーターはまだ取り付けてませんが、車体はほぼ 完成です。残るは外装とマフラーです。 ゴールが見えてきましたが、油断は禁物。

マフラーの塗装が出来上がりました。 クリヤーのブルー、オレンジ、レッド、スモーク を使いそれなりに焼け色が表せたかな。

資料を見てやはり銀の色が気になるので、 再塗装しました。今度はTS17アルミシルバー です。粒子も鈍い輝きも丁度な感じかな。

最近仕事が忙しく製作がなかなか進まず、詰め将棋の毎日です。 寝る前の1時間を確保してステッカー貼りにがんはってます。 現在までに出来上がった状態です。サイドパネルとタンクと フェンダーが未完成です。明日は早朝から丸一日ディズニー で家族サービスなのでパパは頑張ってきます。

やっとここまできました。後はこまごましたエッチングを 取り付けて外装一式をトップコートでコーティングし 研ぎ出しすればあがりです。

本日、雨の中外装全てトップコートにて コーティングしました。乾燥を待つ間に シートラバーの製作をします。 パソコン用のテーブルタップに付属していた 傷防止ゴムマット(厚さ0.5mm)が使えそうなので 座面を切り出し、ストッパー部は表面に貼りました。

車体に関する全てが組み上がりました。