Entry No.34
つっちーさん
'89 SUZUKI RGV-γ K.シュワンツ
初回から連続参加中、皆勤賞のつっちーです。
10 周年なんですね。素晴らしいです。
で、今年は2007年に「ドビンシュワンツ」さんが製作されたペプシガンマを
オイラなりに適当にカッコヨク、簡単?に 作りたいと思います。


鈴鹿のバンザイポーズが作りたいのぢゃ。


キットはUTA DESIGNのガレージKITを使います。 マスキングテープとネジ使って仮組み・・・・。

むーん…。手強いのだ。
・リアの車高調整どうしよう
・アッパーカウルはもうちょっとあーでこーだなぁ
・タンクの前側が細い?
・シートカウルにもう少し抑揚付けよう
・フロントフォークの取り付け方法を考えよう

仮組みからの・・・。
まずはシートカウルの大改造。
シートゼッケン部分が上側の高さが高いのでぶった切り 1.5ミリほど削りこんで幅ツメ。
チャンバー膨張室あたりの膨れるトコは切り込み入れて
幅を片側1ミリ強下側に3ミリほどでかくしましょう。

でもって、ポリパテとエポパテ塗りたくって、 途中でプラサフ原液筆塗りして
240番のペーパーでガシガシ 削ったらこんな感じ…。

アッパーアンダーは・・・センターで1ミリ幅増し左右で0.5ミリほど幅広げて、左右のナックルガード部分は少し低く鋭角に。
センターは少し高さを出して抑揚が大きく なるように。したつもりw
でもって同様にプラサフ原液塗って240番のペーパーでガシガシ 削ったらこんな感じ。

タンクは前側で1ミリ削って短く。
左右は片側1ミリほど幅広に 高さも少し出して丸っこい形に。
底面もぺったんこだったのでタンク下部を プラ棒&プラ板で適当に作成
給油口の溶接跡もプラパテ塗ってそれらしく。 ブリーザー部分のでっぱりは一旦切り取って整形して 再接着。

全体を原液サフを筆で塗りたくってペーパーで仕上げると・・・ こうなった。 先はまだまだ長いのだ。

お次はスイングアーム。 左側のスタビの支柱が省略されているので、プラ板で追加。

チェーンプラー部はエッチングを使おうかと 思ったのですが、形が合うのが無かったので、くりぬ いて プラ板貼っておきます。

スイングアーム右側の湾曲側も加工します。
プレスラインが実車と異なってるのと(角ばってナイ) スイングアーム自体の形状が少ちがうので、上側のラインを なだらかになるように削りました。 角もプレスっぽく丸めてます。
内側のプレスラインもポリパテで修正して外形に合うように修正しました。

フレームも加工します。
省略されているエンジンマウント部分の穴とか クロスメンバーパイプの穴を開け、周りに溶接痕をプラパテで再現しときます。

いい加減加工にも飽きてきたところで 全体にサフ吹いて仮組み。
アッパー&アンダーはまあまあいいか。
しかし、シートカウルが盛大に違う。前側に狭く絞ってくるラインが違う。
あと、ちょっと気がついてはいたけど3連ダクトが小さい。タンクもちょっとまだ長いかな?

シートカウル修正します。 絞りのはじまるラインと向きをマジックで引いて・・・。

削って盛って削ってサフ塗りたくって。 ダクトも切り込み入れて拡大して、こうなった。

タンクも後端を1.5ミリほどぶった切って短くします。

ということでシートカウルとタンクを合体させる為に タンクの後端に合わせてシートカウル削り込みます。
うまく嵌れば、シートカウルとタンクの違和感もなくなるはず。

でもって、後端をぶった切って短くしたタンクを 整形してはめ合わせると・・・。
うん、うまくいったような・・・気がする。

細かい部品も準備しないと。
チェーンはキットのレジンパーツだと強度が心配だし ちょっとクネクネしてたので、タミヤの99γのチェーンをコンバート。
ドリブンスプロケをレジンキットから切り出して、タミヤのチェーン部品のスプロケを切り取って移植。

でもってもう一回仮組み。
リアの車高が高いのはまちがって、17インチホイールに16.5インチタイヤを嵌めてしまった為。
実車でも嵌めれるので気をつけてねって流石に16.5インチのスリック使う人いないか(笑 )
チャンバーどうしよう。。。

チャンバーはとりあえずおいといて フロント周りの加工。 組み立て易くするためアンダーブラケット下でフロントフォークをぶった切り。 1.2ミリのアルミ線で接続できるようにします。

フロント周り全体組んで仮組みチェック。 ブレーキディスクがぐにゃぐにゃ歪んでたので お湯で戻して可能な限り平らに。

フロントフェンダーのステーやらコンプ側バルブとかをプラ棒とかパテで加工。 高さが足りないフェンダーはプラ板で追加して延長。 フェンダーもピンで固定できるようにステーを追加して ピンで位置確認。

問題のチャンバーは、結局大加工することに。 フロントバンク側の2本の前側はレジンキットの物を使い 膨張室以降は99γのプラキットのチャンバーを輪切りにしてくっつけてパテ盛り盛り。 後方排気側の2本は太さが足りないのでレジンキットをベースにプラ板巻いて太くしてパテで均す。。。
やはり、2ストチャンバーにはこだわりたい。
シートカウルに隠れる2本もチラ見したときセクシーな形にしないとねぇw

チャンバーを削って盛って 仮組みして、また削って盛って繰り返して・・・。 も一回全体仮組み。
妥協出来るくらいになったよね? γに見えるよね?ネ?ネ??

実は・・・。 2台ある。。。 ハスラム(父)も欲しいではないか? ハスラム(息子)はハッチにお祓いに行ったほうがイイと言われてるが、ハスラム(父)はどう思ってるのだろう?

再度バラして・・・。 クラッチレバー&ブレーキレバーの角度がチョー上向きだったので、切り刻んで角度替えて 作り直し。

ラジエターも高さが足りないのでプラキットを切り刻んで3段程高さ増して ウォータージャケットはカウルに嵌らなくなるので省略してウォーターホースだけ追加。

ステアリングダンパーも加工して追加。 そのままだとステーが後ろ過ぎになるので、ステダンの長さを調節してフレームにボスを作って取り付け。 そろそろ塗装にかかれる気がする。。。

一気に色塗り始めます。 フレームは艶有のグレー塗ってメッキシルバーNEXT塗ってます。 本来艶有の黒塗ったほうがメッキ感が上がるようですが、アルミフレームのバフ掛け感とはちょっと違う印象だったので、アルミっぽい感じにしたかったからです。 ホイールはフィニッシャーズのパールホワイト。 もうちょっと黄色っぽいほうが実車感あるかもしれない。 ステップホルダーは色替えてスーパーファインシルバーの筆塗りです。

フロントホイールとブレーキディスク。 ブレーキディスクは塞がってる穴を全部開けて、 インナーローターはセミグロスブラック、アウターローターはクレオスのスーパーアイアンを下地にスーパーステンレスの上塗り。 塗ったあとにリューターにセットしてブンまわして スポンジヤスリで、ブレーキ痕をそれらしく。 結構イイ感じでないか? 鈴鹿のシケインでのレイトブレーキング後な感じをだしたかったのだ。 (実物がどうだったかはマッタク知らん)


大好きなチャンバーを塗ろう。 最初にクレオスのスーパーメタルアイアンを全体に塗って 溶接跡を超細切りのマスキングテープ貼って
1. クリアブルー+ちょいクリアレッド
2.1 にさらにクリアレッドちょい足し
3.2にクリアレッド足してクリアパープルで
4.
クリアレッドのみを部分的に Dクリアブラウンを適宜
5. エキマニに近いところを焼鉄色に
6. マスキング剥がして、エナメルのクリアレッド、クリアブルー、クリアオレンジで絵画のように・・・。
7. 全体をシャバシャバに薄めたセミグロスブラックでコーティング で、ほぼ出来上がり。
途中でブラシを洗わないで済むのそんなに時間かかりません。 所要時間1時間?
詳しいやり方は過去のモデラーGP見てねw


でもって、車体に仮組んでみた。 サイレンサーはハセガワのカーボンケプラーシートに セミグロスブラックのシャバシャバ吹き。 サイレンサーのリベット部はナニかのKITのデカールを切り刻んで流用。 まあ、イイ感じではないか? 

カウル塗ってデカール貼りました。 白は普通に白塗って、ゼッケンベースの黄色をマスキングして塗りました。 極端?にカウル形状変えてないつもりなので そのまま貼りました。 が、ドビンさんも苦労したのと同様もの凄く苦労しました。 モデラーズのデカールソフターやら、しまいにはアクリル溶剤使ってなじませて・・・。
クレオスのスーパークリアー2を捨て吹きしたあとウレタンクリアー吹きました。 この後ザリザリ削って研ぎ出します。

フロント周りも組んでみました。 サイレンサーも長さ合わせて装着。
バックに見えるのはハスラム(父)号。カウルまで組んで仮組みしてます。
フォークのインナーチューブはハセガワのメタリックシートを巻きつけて貼ってます。ブレーキホースはスパイラルなメッシュホースガードを頑張ってみようと思います。

ピンボケですが、ハンドル周り。 ブレーキホースは「教科書」にも載ってたので モデラーズの透明チューブをスパイラルに切り込んで 中に0.3ミリのワイヤー入れてブレーキホースにしてます。

ハスラム(父)号できたっ! フロントのゼッケン8が小さいけど・・・。まあ、いいや

続いて、シュワンツ号も!!! あれ?なんか、ヤマハ時代のロッシさんが乗ってますけど・・・。

ミニチャンプス製のロッシフィギアをシュワンツに改造! 背格好似てるし。。。 腕ちょん切って、鈴鹿のアレな感じにして レーシングスーツもTaichiに改造。ブーツもアルパインスターの当時ものに改造します。 このフィギア、レジン製なんですけど固いったらナイっ! リューターの刃が2本ダメになりました。 シワつけたり削ったり、パテ盛ったり。。。。

シュワンツのヘルメットも作らなくては。。。
昔のタミヤのハングオンライダーのメットを改造して 使います。
とりあえず、デカールデータを慣れないイラレを使って 作りました。

紙に印刷して両面テープ使って。。。 貼りつけ、データ修正。 貼りつけ、データ修正。 を繰り返して、まあいいや状態までできました。

Taichiのレーシングスーツを塗りました。 ごってりサフ吹いて、白塗って、赤いラインはフリーハンド。
雰囲気的には悪くないはず。 アレ?またがってるバイクが間違ってる。。。。

こっちだよ。 ヘルメットはデカール刷って貼りつけてみた。 やっぱり、MDプリンタでのノーマル印刷では「青」が全くダメだ。。。 しょうがないので、クリアー吹いた後に青だけ塗り直します。 ツナギの青はちょっと濃かった。。。まあ、いいや。

レーシングスーツも「ペプシ」ツナギに。 ヘルメット同様、紙に印刷してサイズ確認して 修正して。。。 途中でかなり妥協しました。 ナニがしんどいってデカールデータ作るのがしんどかった。 ナゾの人に一部協力いただいて、何とか形になったか?

何とか完成。
フロント周り。ブレーキバンジョーはT2M初めて使いました。

後ろ周り。チャンバーええ感じでしょ?

左後ろ。ホイールのエアバルブはどこかの金属パーツ。

コクピット周り。アッパーカウルステーはアルミパイプ曲げて、ベータピンつけました。 タンクの留め具も適当に再現。

 


ハスラム(父)号とシュワンツ号 ハスラム(父)号を作ったヤツはオイラぐらいしかイナイだろなぁ。

  
とりあえず、今年も完走できました。。。。 マダマダ寝れません・・・・・・・・。