EX ClassEntry No.12くろすぴーさん
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今年はサクっと作れるものと思い、UTA製ガレージキットを使いスペンサーのCBをチョイス。 ただ、ベースキット(タミヤCB750カスタムチューン)が古いだけあり、一筋縄では行きそうにありません・・・ |
まずはフレーム。ここがしっかりしていないと何も決まらないのですが、さすが30年前のキットは手ごわいです。妙な形状のシートレールをバッサリ切り落とし、シートをカチ上げるため新たにシートレールを作り直します。 |
ダルなモールドのエンジンハンガーをプラバンで作り直してシャキっとさせます。 |
ヘッド廻りに補強のガゼットを追加します。マスキングテープをフレームに貼り、ガゼットをテープに書き込んでからプラバンに写して切り出します。溶接ビートは、伸ばしランナーを流し込み接着剤で柔らかくして0.5mmタガネでチョンチョンとモールドを付けていきます。 |
リヤサスをレイダウンするため、取付け基部をプラバンで作ります。リヤサスはキットを加工し、ロッドを金属線に変えることによりショック長を調整できるようにしてあります。 |
外装を載せてみます。ちょっとオシリが上がり過ぎか? |
真横から見るとそんなに悪くない・・・前後タイヤを付けてみないといまいちバランスが判りません。 |
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思ったよりキレイなカーブになりました。本来ならこれを型取りしてレジンかホワイトメタルで複製すれば完璧なんでしょうね。 |
自立しました。できればガレージキットのパーツをそのまま使いたかったのですが、やはり調整は必要でした。特に気を使ったのはフロントのキャスター角で、前後タイヤを付けて確認するとベースのままだとかなり寝た状態でした。フレームヘッドパイプの穴を大きく開けなおし、キャスターが立つよう真鍮パイプを挿し込みました。若干尻上がりな気がしますが、今更シートレール修正はしんどいので、あとはリヤサスの長さ調整で修正しようと思います。 |
その他細かいパーツも作っていきます。乾式クラッチは、チラ見えする部分だけクラッチ板をプラペーパーで適当に組んでみました。塗装してみないと、まともにクラッチ板に見えるのか判りませんが・・・ |
フロントゼッケン下に付くオイルクーラーカバーは、ハセガワ製エッチングメッシュに0.4mm洋白線をハンダ付け。エッチング一枚より立体感が出てイイ感じになりました。 |
エンジンのディテールアップ。ベースはキットですが、左右クランクカバー・クラッチカバーはレジン製。AHMや細かいロゴは筆塗りで処理しました。 |
プラグはキットを使わず、六角プラ棒・アルミパイプ・熱収縮チューブの組み合わせ。 完成後もよく見える箇所なので、効果的なディテールアップです。 |
キャブレターも、スロットルプーリーや燃料ホースを追加工作。 インシュレーターバンドは、ベースに細切りしたタミヤプラペーパー(0.1mm)を巻き、塗装後にメッキテープを貼っています。 |
左側はあまり見せ場がないのですが、CDIカバーのベースを0.3mmプラバンから切り出してサンドイッチしています。 |
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