Entry No.19 スレディ・フペンサー
'84 Hon NS500 / HONDA / Freddie Spencer
前回に引き続きNS500です。こんどは84年式。
この年はNSR50の初年度でも あるのですが、フレディさんはNSと使い分けてましたね。
83年型との違いは・・・
1. 後方2気筒のサイレンサー(楕円から円筒形に)
2. 後輪が16インチから17インチ(フレディさんが17インチを使ったかどうかはわかんないです)
大きい部分ではこんな感じでしょうか?他にも変更点はあるとおもうのですが、 正確な資料が無いです・・・どなたか教えて!!
写真の83年式は昨年参加したときに作ったモノです。
KITですがよく見たら再販品ではなく 当時のモノでした。(あと、3コほどNSがあります)
多少バリ&ヒケとかは軽減されるのでしょうか?
これにスポンサーさんであるスタジオ27さんのデカールを使って制作します。

 
  カウルは前回同様切り分けて分割。
アンダーカウルにはプラ板で補強(前回のとき最後割れちゃったんで)この後、カウルの内側をガリガリ削る予定。
透明プラだから気をつけないと『パキッ!』って割れちゃうんで 慎重にしないと。
     
  フロントフォークと下側チャンバーの穴埋め。
アルテコの瞬間接着パテを使います。
実はあんまりこのパテ得意じゃないです。
なんだか、気泡がいっぱい入っちゃってうまくいかないんです。
混ぜ方が悪いのかな。
     
  シートカウルの出口も瞬間接着パテで修正。
ここ、ポリパテで修正しようとしても 『ポロッ』って剥がれちゃうので瞬間パテなんです。
コレであまったのをフォークとチャンバーに使っただけ なんで、上側はポリパテの予定。
     
  タンクもヒケが相変わらずヒケがひどかったのでパテで修正。
で、マジックで黒く塗ったところのエッジがなんだか違うし 後端ももうちょっとなだらかなのであとで、がしがし削ります。
   
 

リアホイールが17インチらしいのでNSR500のリアホイルと合体させる予定。うまく出来るのか??
それよりももっと心配なのはフレディさん16インチ使ったのかな?
どなたかご存知ありませんか?

     
 

98NSR500のリアホイールのリム部と NSのコムスターを組み合わせて17インチに!
慎重に削り合わせてピッタリはまるようにしました。
円形をキレイに整形するの大変ですね。めちゃ時間かかりました。
で、スイングアームにチェーンとブレーキディスクを 仮組んでホイールのセンター出し(かなり気を使ってしたんで回しても振れませんヨ)。
うーん…チョット左右幅がありすぎのような気が86NSRのホイールを使えばよかったかな? スイングアームの横の穴はパテ埋め、裏側も今回は パテ埋めしてます。リアショックとの接合部は切り取って 後でリアショックをくっつけます。

上側のチャンバーも裏側をパテ埋めします。
こっちは瞬間接着パテでなくポリパテで埋めました。
ガリガリ削った後に、溶きパテで均しておきます。
フロントフォークの形状もチョットだけ違うみたいなんで 後で加工の予定(予定は未定…)

 

フレームのヒケとパーティングラインがひどかったので パテ盛り&削りで修正後、クレオスのサフェーサー1000を 吹きました。普段サフェーサーは1200番を使ってるですが 今回は1000番を使ってみました。「モッタリ」するかな? と心配でしたが、そうでもなくイイ感じだと思ってます。
ただ、磨く感覚が1200番よりも「ネバッこい」感じがするのは 気のせいでしょうか
カウル類も一度磨きました 接着→段差修正(ポリパテ)→全体を400番で磨き →ヒケ、荒れ、ポリパテ部分に溶きパテ→800番で磨き 疲れました…
最近のキットならこんな手間かかんないのに しかも、透明プラだけに「パキッ!」っていきそうで慎重に作業しなきゃいけないんで余計疲れる。
アッパーカウルのゼッケン部分も金型の関係で形状が違うんで 削ってます。(ラジエター部分への導風部分はオミットで…)

今回はシートカウルのダクトきちんと穴あけしました。
飛行機プラモ用に自作したスジボリツールを使って 彫り込むように穴をあけました。
上側(写真には写ってません)は 裏に補強のプラ板と接着ダボの関係で貫通できませんが 彫り込んでダクト感を強調しておきます。

アッパーカウルの接続用にカウルの裏側に 軸受け用のプラ板をくっつけておきます。
ホントはピンとパイプで差込たいとこですが、古いキット&カウルぶったぎりの為あまりフレームとの接続で違うやり方でつかなくなってしまうのを恐れてのことです。
カウルビスをキャラクターキットのディテールUP
パーツに使えそうなのがあったのでそれ使う予定です。

フレームの溶接後をかる〜く再現しました。写 真でとるとあんまりよくわかりませんね。フレーム、スイングアームはクレオスのデカ瓶シルバーで塗装したんですが、チョットきれいすぎな気がします。

前回同様キャブレターのネットを再現。 奥にある治具で真鍮の金網ネットをボールペンの背などの丸い部分で押し出してキャブレターにかぶせてOK!!。簡単な割りに効果 大なディテールUPだと我ながら思ってます。
エンジンとフレームを組み合わせ、17インチを組み込んだ スイングアームをくっつけました。リアブレーキのトルクロッドは83と変わってるみたいなんで切り取り、虫ピンでキャリパーブラケットに固定 。リアブレーキディスクも83と違うようなんでキットをベースに穴あけ加工を施し、雰囲気84仕様に!!
チョット加工が雑なのが反省。
フロントブレーキディスクを薄く削りました。 でっかい金やすりでギコギコと・・・ まあ、このくらいが見栄えと手間のバランスが いいかなと
下側チャンバーのサイレンサーを ポリパテもってちょっぴりボリュームUP やりすぎるとつかなくなるんで注意!! 出口も穴あけておきます。
フロントフォークもちょっぴり加工 ダンカンさんのサイトの画像を参考に させていただきました。 キャリパーにつながる導風部分を削り ボトムエンド部の恐らく圧側ダンパーの 調節部分をプラ棒をくっつけて再現!?
カウルにデカールを貼り付けました。
赤を塗る前に…
そう! 前回チャレンジできなかった まっくすさん直伝?デカール先張り大作戦に挑戦です。
いずれにせよ、シートカウルの青の部分なんですが、 デカールの下の白がどんなにピッタリに貼っても 見えてしますのでデカールをガイドにタッチUP!! です。
いずれにせよ完全乾燥後にクリアをかける予定。
ソフト99を使ってみようかな…
 
必殺のデカール先貼りマスキング塗装大作戦は何とか 成功?しました。が、デカールのブルーの色がどうしても 気に入らない。もっと濃いブルーのはず。でもってブルーも塗り直しました。ちなみにブルーはフィニッシャーズの ブルツブルーを使い、赤は同ブライトレッド。
シートカウルはとりあえず成功。次はアッパー&アンダー HONDAのロゴ部分がうまく処理できるか心配・・・
ちなみに、デカール先貼り大作戦の時のクリアがけは ソフト99&クレオスレべリングシンナーで行いました。
で、もってウマクでけた。よかったよかった。
83のカラーもカッコいいけど、この84カラーのほうが 個人的にはスキですね。
84NSR誰か市販を前提に作ってくれませんかね? あのへんちくりんなNSRが初代で最終が02NSR。一緒に並べて時代の進化を感じ取りたいもんです。
この後、しばらく乾燥させた後ウレタンクリアーでクリアコート していきます。
もうチョイで完成かな?細かいところ気にしなければ。
 
リア側2気筒のサイレンサーです。 ナニでつくろうかなあと思っていたら98YZR500の短いサイレンサーがちょうど 長さ的にぴったり?テールパイプの部分を短く 埋め込んで、溶接跡をプラパテで再現して完成!
とりあえず、塗装済みのパーツを組上げます。
フレームにはタイラップと緩衝ゴムをマスキングテープと プラ板で再現。(前回と一緒ですね…)
チャンバーと塗装も前回と一緒。。。芸がないです。
シルバー→クリアブルー→クリアレッド→スモーク→ セミグロスブラック→メタリックブラウンでドライブラシで出来上がり その当時の鉄板チャンバーの雰囲気が出せたと思います。
でも、かたぴ〜さんの筆塗り再現のほうがカッコいいです。
まさに80年代のGPマシンって感じでいいでです。
ステダン再現。思いっきり手抜きしちゃいました。
ホントはアンダーブラケットについていません。
ちゃんとインナーチューブにホルダーをかませてついています。
ホルダーを作るのがめんどくさく、 「今のRS125がアンダーブラケットについてんだから、 別にイイじゃねえの?84頃だったらありうるんじゃん?」 という悪友のひとことでプラ板でブラケットを作る右手は 作業をとめてしまいました。
ステダン本体はNSR500から流用です。ほぼ形も近いかと ここまで出来たら後はもうチョイ。
ハーネスとかの再現はどうしようかな?と思案中です。
完成!!
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