No.100 / ちからん |
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今回選んだマシンも前回に引き続き 「やれば出来るかも? でも未だ構想のみ」だった物です。 まず資料とキットの準備です。タミヤのVFR(RC30)をベースに、 流用計画中の81耐久KR、86NSR等のパーツをカスタマーセンターへ発注。 86RVFは各誌で試乗解剖インプレ記事が載りました これがストリップ写真は多くあるのですが、カウル類装着状態が少なく、内装より外装重視で行こうと思っていたので残念! | |
まずはカウル・タンク・スタンド等から始めました。 タンクはキットの原型を無くする意気込みで 側面図を見ながら裏からパテを詰めて、上面 ラインを低くし、膝ももの当たるえぐれをリューターでガリガリと。カウルはミラー・ウインカー等のいらない穴を埋め、スクリーンの外側リブ削除。 まだまだスリット等、形状変えます。しばらくはパテ&ペーパーの日々が続きます。 |
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シートカウルは不要な各部穴を埋めて、 新たに左右スリットをプラ板とパテで工作中です。 下側のアウトラインも微妙ですが前方を削ってもっと直線的にしました。 (削る部分の目安を黒く塗ってあるのがお判り頂けるでしょうか?) 上部のスリットはそのまま使えそうな感じです(開口の必要はありますね) | |
前後ホイールはそのまま使えて欲しいと願っていたのですが、 リム部分、キットには円周の中心線にリブが前輪後輪とも生えています。 資料をチェックしたのですが、RVFのこの部分は86NSR的に 滑らかな形状のようなので、まずはリューターで大まかに削り、 その後やすりで仕上げます。 各部似たように見えても必ず違いがあると言う事を改めて体感している日々です。 | |
シートカウルの下端部は裏側に向かって折り返すようになってので、 プラ板から切り出して追加しました | |
フレームの「目の字すじ彫り」を後輪方向へ延長し、溶接痕を追加しました。 | |
サイレンサーは一度切断し、黒く塗った所を削って短くします。 エキパイ部分も少し長さを伸ばしたりする予定です | |
スプロケは、RC30のハブ部のみを切り出し活用しました。 98NSR500のスプロケパーツへ移植、 チェーンを何コマか詰めて長さを短く調節しました。 塗装後に、ハブへの取り付けボルトを追加しようと思っています。 | |
リア足回りが出来ました アームの溶接跡が少々くどかったかもしれません | |
シートステーから伸びるサイレンサーステーは、 形状や生える角度が違うので、真鍮パイプで作り直し。 キットのプラ部分との接合は強度が欲しいので、 0.5mm針金で短めの骨を先に埋め込んで、そこにパイプを差込んで接着しました。 左足/内くるぶしの当たるガードプレートもプラ板で作りました。 | |
カウル類の塗装に入る前に仮組してみました。 タンク形状ももういじるのはやめて、塗装へ移らないと間に合いません! 給油口はKR1000Fから移植。 この仮組はマスキングのラインを出す目的もあるのですが、 製作モチベーションUP効果 もあるみたいです。 いろいろな角度からチェックしてみると、RVFに見える(自己満)角度と、 どうしてもベースのRC30に見える(泣)角度とが存在します。 なぜか右側からの方がRVFに見える気がします。 さあ、これからカウルのマスキング作業です | |
まず赤からペイント。ちょっとマスキングが甘かったみたいです。 一旦薄くクリアー吹きます。 | |
その後さらに青を2色ペイントし薄くクリア、ペーパーで段差をならします。 締め切りが近くなった余裕の無いこの時期に、 素組無改造とは言えなぜYZR-M1が先に完成したりするのか? それは一気に完成へと持っていく感覚を取り戻したかったからです。 この精神的効果 は抜群で、進行ペースが一気にUP!ありがとうM1!(笑) | |
続いてマスキングで一番大変そうな、ゼッケンベースとゼッケン4の部分です。 86RothmansNSRの「4」の書体を参考にテープを切り出しました。 写ってませんがフロントアッパーも同時進行でして、 フロントには白、赤、青x2、黒と5色も塗り分ける事となり、 これは一つのパーツを塗り分ける自己最多記録です。 | |
マスキングは剥がす度にうまく出来てるか緊張します。 乾燥を待ってる間にステアリング・メータ回りを工作。 ハンドルのエンド部分の形状変更、 Fブレーキマスターカップは位置をトップブリッジ中央に付け直し 溶きパテ塗り重ねでトリコロールのリストバンド風に。 この部分実車は練習・予選・決勝で上下の配色が逆だったりしてます。 これはTカー?後から気付いたので今回決勝仕様とは逆配色になっちゃいました。 クラッチ側のカップはジャンクパーツから移植(98NSR500のかな?) メーター横のリザーバーの受け容器はRGV-Γから流用。 | |
デカールは主に27さんの86NSR用やMコレさんのRVF用、 カウルのMICHELINはタミヤの1/24JTCCジャックスアコードから流用、 タンク上の車検合格シールは27さんのローソン8耐KR1000から流用。 金ストライプはモデラーズのカルト製ベタデカールシリーズの金です。 細いストライプ貼り苦手です。ライトの外側カバーはミネラルウォーター 「CRYSTAL GEYSER」のPETボトルの上のほうから切り出しました。 以前から使えそうな曲線だなーと思っていたのですが、実際に切出して 合わせて見ると予想以上にJUSTFIT!!で、かなり嬉しかったですね(笑) | |
切り出して整形したカバーを虫ピンでとりつけました。 アップ画像は勇気がいります | |
もう一枚、自虐的なUP画像を! ステアリングダンパーを追加。やっぱり必要ですよね。 86NSRの物の本体部上下を逆さまにして、 ロッド部は虫ピンの頭を平らに削ってそれらしく加工し取り付け。 | |
テールランプはRC30から切り出し、資料を参考に 実車と同じようなビス位置を意識して虫ピンにて取り付け。 スタンドは改造したPROARM仕様だと直立してくれず、 右斜めに傾いてしまうので、完成車体撮影時に困らないように 応急でYZR(OW48)のスタンドを小加工して、 ステップで支えるスタンドを作っておきました。 | |
ゴール! 8耐を完走するとこんな気持ちに近いのでしょうか? 弱点は、アンダーカウルがきっちり閉まらない、 Fブレーキディスクが左右逆!、スクリーンにマスキング時にヒビ割れ、 NSから流用のカウルステーが短かった!等あります。 黙っていようかと思ったのですがすぐバレる事なので(^^) 技術的に可能ならば、スクリーン前方にエアインテークの工作と、 Fブレーキのオイルラインの追加が必要なのですが、 自信が無かったので今回は見送りました。 これから先、RVFを作る野望のある皆さんはこの点マネしないでくださいね(笑) 完成するとやっぱりうれしいですね! |
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