年々、レベルが上がっており、あくまで参加する事に意義を見いだしていますが 今年も参戦させて頂きます。よろしくお願い致します。
車種は表題の通りホンダのカブです。というのも 仕事でホンダのCMを制作させて頂いており、今回はカブ生誕50周年の CMを作らせて頂きました。日頃の感謝の気持ちも込めて・・・とはいっても、当然キットは存在しておりません。
バンダイから赤カブとして発売されていたものがありますが C100とは全くの別 物。
フルスクラッチよりはましですので、これを元に制作する事にします。
資料はこの雑誌。
箱を開けてみるとさすがにシンプル、プロターにもひけを取りません(笑) ササッと仮組をしてみました、サイズ感はほぼ良いようですが ほとんど手を加えなければいけない状態です。 先ずはエンジンから、 フィンの積層、久々の1/12、ちいせぇ〜。
ケースも盛ったり貼ったり・・・。
こまごましたものを作りこんで、まだまだ手を入れなければなりませんが 大まかな所は完成。
次は、フレームです。 コレマタ大変、バッテリーカバー(?)が一体になっています。
形状も違っているので、これを切り離します。
裏からプラ板を張り込んで表からパテ盛り。
タンク形状も違っているので中をパテで埋めて
リアフェンダーは分割式・・・参った。 取りあえず芯にしてますが、あまりに違うので、ここも資料を元に 切った貼った盛った削ったX4くらいでしょうか・・・。
ある程度の所で、エンジンを搭載してみました。

想像以上に使えるパーツがありませんでした、読みの甘さはいつも通 り。 フレーム長が3.5/mmほど短いようでしたのでバッサリ! 1/mmの真鍮棒を芯にして繋ぎました。 ついでにエンジンハンガーもプラ板から・・・。

エンジンのアンダーガードも0,3/mmプラ板でつくりましたが なかなか複雑な形をしております。 資料を基にしておりすが、だいたいです。
次にフロント回りに取りかかります。
コレマタ全くの別物、ヘッドライトの位置が違っているため ここもほぼスクラッチです。 先ずはプラ板を積層して、ブロックを作ります。 丸1日をこのまんまで。
キャリパー部分をそのまま使用しようと思いますので、 不要部分をカット。 積層したプラブロックを切り出して、合体させました。
裏はこんな感じで・・・。
フォーク部分(?)も裏からパテ盛り
フロント部分のプレートを仮で貼ってますが、 このプレートが厄介です。型をおこして、プラ板をヒートプレスします。
今まで桃象を使用しておりましたが、無駄 になる部分も多いため 簡易小型ヒートプレス器を作成。
タッパウェアーのふたにダイレクトに穴をあけてますが、 やはり若干たわみました。冷えているうちはまだ良いのですが やはり熱したプラ板を当てると、たわみますのでここはやはり アルミのパンチングを使用した方が良いでしょう、今度買ってきます。
とは云いつつこのままで一発でぬ いたのがこれです。
エッジがアマアマです。
裏からパテを盛って エッジを立てれば何とかなるかなぁ〜。
パテ作業も少し飽きたので、ヘッドライトを10/mmアルミ棒から挽きました。
リング部分を切り離して完成。 レンズをどうするかまだ思案中。
次はモナカマフラーです、これもプラ板積層から資料とにらめっこしながら 繋ぎ合わせ部分はこれからですが、延ばしランナーから何とかなるのでは・・・と思っていますが・・・あまいか?

フロントフェンダーです。 これも芯にして切ったり貼ったり盛ったり削ったリです。

サフェをまだ吹いていないので全体の感覚がつかめてませんが おおよそ良い予感・・・あまいか?
全体的に赤カブは角張っており、初期型は丸みを帯びています。
時代のトレンドは繰り返されますが、不変のカブ・・・うそです。(笑)
いよいよ締め切りも近づいてきました。果 たして間に合うか甚だ疑問? いくら考えても作業は進みませんので、とにかく手を動かしましょう。 フロント部分ですが、フェンダーが出来たので仮組みしてみると エンジンと干渉してしまいます、やっちまいました。こんなにも違ってます。
当然作り直しました。 作り直さなければならない部分を個々にある程度トレースして プラ板にはって切り出し制作します。
ハンドルカバー?はケミウッドから削りだして、プラ板をバキューム。 前回の簡易バキュームの問題点を解消するため、1mmアルミパンチを 貼って完成させました。
型を載せて、バキューム。 ですが、またまたやっちゃいました。 アルミパンチにかえたため基盤が固くなったため、 型がポッキリ。失敗の連続ですヮ。
型を作り直して・・・。
何とか完成しました。 ハンドルはこの中に入りますので、リップクリーム塗った後、 中に粘土を入れて固まったら、それを元に削りだします。
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